弥生会計 オンラインと共有しているデータは、整合性を保つために使用可能な機能や入力データに制限があります。
制限される機能
共有データで制限される主な機能は次のとおりです。
また、下記以外でも、設定項目の一部や並べ替え機能などが制限されることがあります。
- 設定ウィザード
- スマート取引取込
- 弥生シリーズからの仕訳取り込み
- 分散入力用データの作成
- データ送信
- 受信データの取り込み(受信データが「すべてのデータ」の場合のみ取り込み可)
- バックアップ(繰り越しなどの処理を実施する際のバックアップもできません)
- データテンプレートの作成
- 部門設定
- 予算設定
- 製造経費帳
- 仕訳の承認機能
- 予算実績対比表
- 勘定科目内訳書の受取手形の内訳書、支払手形の内訳書、借入金および支払利子の内訳書の以下の操作
データ設定、内訳書科目設定、データ取り込み - 拡張機能(手形管理、経営分析、資金繰り、未来資金管理、回収支払予定、預貯金管理、借入金管理、給与明細書)固定資産管理は使用できます。
- 履歴
入力データの制限
共有データでは、入力データに次のような制限があります。弥生会計で新規作成した事業所データと異なる制限について記載します。
- 入力可能な金額の制限([科目残高入力]は除く)
- 9桁まで
- マイナスの金額の入力はできない
- 仕訳の制限
- 仕訳メモは明細の1行目のみ入力可能、90文字まで
- 摘要は30文字まで
- 伝票の制限
- 明細行は20行まで
- 設定できる税計算区分は1種類のみ
- 「付箋1」を設定すると、すべての明細に同一の付箋が設定される
- 設定項目や入力可能な文字数の制限
設定時に選択できる項目や、入力可能な文字数には次の制限があります。
同期する際に、制限を超える文字数がある場合は切り捨てられます。設定 制限事項 事業所設定 勘定科目オプション設定はできません。 消費税設定 [経理方式]の「混合」と「別記入力」は選択できません。 税区分設定 「対象外売上」、「非課税仕入」、「対象外仕入」、「不明」は選択できません。 科目設定
(勘定科目)- 勘定科目名は12文字までになります。
- 以下の勘定科目の[税区分]は設定できません。
仮払消費税等、仮受消費税等
[資産]-[流動資産]-[現金・預金]区分に含まれる勘定科目
[純資産]区分に含まれる勘定科目
- [貸借科目]タブで追加する勘定科目の場合は、[貸借区分]の変更はできません。
- 同一区分に登録できる勘定科目は100件までになります。
科目設定
(補助科目)- 補助科目名は12文字までになります。
- 税区分、税端数処理、簡易課税事業区分:変更できません。勘定科目と同じ設定になります。
- 同一勘定科目に登録できる補助科目は100件までになります。
- 補助科目の並べ替えはできません。
インポートデータの制限
共有データに、仕訳をインポートすることができます。
インポートデータについては、 仕訳データの項目と記述形式(他製品から仕訳データをインポートする場合など) を参照してください。共有データの場合は、インポート可能なデータについても共有データの機能制限に従います。前項を参照してください。