登録した売上伝票の修正と、不要になった売上伝票の削除ができます。
ただし、次のような場合は売上伝票の修正、削除ができません。
- 請求締切を実行した売上伝票
請求締切を実行した売上伝票は、修正、削除できません。また、[取引区分]を「都度請求」で作成した売上伝票の日付が、請求締切を実行した期間内に含まれる場合も、同様に修正、削除できません。
請求先への請求を締め切る(請求先への請求額の確定) 請求締切を取り消す
請求締切を実行した売上伝票は、請求締切を取り消すと、修正、削除することができます。 - 受注伝票から払い出しを行った売上伝票
受注伝票から払い出しを行った売上伝票は、修正したい項目によって売上伝票または受注伝票で修正を行います。
伝票の修正や削除ができない - 承認済みの売上伝票
承認機能を使用している場合、承認済みの売上伝票は、修正、削除できません。承認済みの売上伝票は、承認を取り消すと、修正、削除することができます。
伝票の承認
都度請求の売上伝票の削除
[取引区分]に「都度請求」が指定された売上伝票を削除すると、該当する売上伝票の請求情報も削除されます。
都度請求の売上伝票の修正
[取引区分]が「都度請求」の売上伝票を変更した場合、請求書番号は変更されません。
請求締切と都度請求が混在する場合について
1件の得意先で、[取引区分]が「都度請求」の売上伝票と「掛売上」の売上伝票が混在する場合、掛売上の請求書を発行するために請求締切を行うと、[取引区分]が「都度請求」の売上伝票も内部的に請求締切が行われます。
このため、[取引区分]が「都度請求」の売上伝票の日付が、請求締切を実行した期間に含まれる場合も、伝票の修正や削除ができません。
見積書、受注伝票から作成した売上伝票の修正
見積書、受注伝票を複写して作成した売上伝票を修正しても、複写元の見積書、受注伝票には修正内容は反映されません。
ただし、「完納」となった売上伝票の売上数量を少なく修正した場合は、払い出し元の受注伝票にも反映されます。
商品コードの修正
出荷済みの明細([出荷]が「全数出荷」または「一部出荷」になっているもの)の商品コードは変更することができません。
得意先コードの修正
受注伝票を払い出して作成した売上伝票は、得意先コードを変更することができません。
売上伝票の修正
- クイックナビゲータの[売上]カテゴリの[得意先への売上]をクリックします。 [売上伝票]画面が表示されます。
- 修正する売上伝票を表示させます。
[売上日]または[伝票番号]欄にカーソルがある状態で[参照]([F8]・[スペース])をクリックすると表示される[直前売上伝票参照]画面から売上伝票を選択することができます。
伝票の検索
売上伝票は、検索することもできます。 - 売上伝票の情報を修正します。
- 明細の追加([Ctrl]+[Insert])
明細を選択し、[編集]メニューの[行挿入]をクリックします。
- 明細の削除([Ctrl]+[Delete])
削除する明細を選択し、[編集]メニューの[行削除]をクリックします。
- 明細の追加([Ctrl]+[Insert])
- [登録]([F12])をクリックします。
修正した情報が登録されます。
見積書、受注伝票から複写した売上伝票の編集
見積書や受注伝票から複写して作成した売上伝票を修正しても、複写元の見積書や受注伝票には反映されません。
売上伝票の削除
- [売上伝票]画面に削除する売上伝票を表示させます。
[売上日]または[伝票番号]欄にカーソルがある状態で[参照]([F8]・[スペース])をクリックすると表示される[参照]をクリックして表示される[直前売上伝票参照]画面から売上伝票を選択することができます。売上伝票は、検索することもできます。
伝票の検索 - [削除]([F9])をクリックします。 確認メッセージが表示されます。
- [はい]をクリックします。
売上伝票が削除されます。
一部出荷や訂正出荷した売上伝票の削除
一部出荷や訂正出荷などで数量の一部を出荷した売上伝票を削除すると、出荷した数量分が取り消されます。
このため、受注伝票の受注残数には削除した伝票の数量分が戻されることになります。
◆ 本文中の一部の機能は、スタンダードにはありません。詳細の確認はこちら