受注伝票を売上伝票に払い出すと、商品の出荷状況や受注残数を管理することができます。
- クイックナビゲータの[売上]カテゴリの[得意先からの受注]、または[売上]メニューの[受注伝票]をクリックします。 [受注伝票]画面が表示されます。
- 売上伝票に払い出す受注伝票を表示します。
[直前受注伝票参照]画面から払い出す受注伝票を参照することができます。[直前受注伝票参照]画面は、[受注番号]または[受注日]でツールバーの[参照]([F8])をクリックするかスペースキーを押すと表示されます。払い出す受注伝票は、検索することもできます。
伝票の検索 - ツールバーの[払い出し]をクリックします。 払い出しを行うかどうか、確認メッセージが表示されます。
- [はい]をクリックします。
受注伝票の内容が売上伝票に表示されます。
払い出し時に税率を変更するメッセージが表示されることがあります。原因と対処方法は以下を参照してください。
- 商品の出荷状況に応じて、売上伝票の[出荷]を変更します。
項目 説明 全数を出荷する場合 「全数出荷」を選択します。
払い出し元の受注伝票明細部の[納品]には、「完納」と表示されます。未出荷にする場合 「未出荷」を選択します。
払い出し元の受注伝票明細部の[納品]には、「未納」と表示されます。一部を出荷する場合 「一部出荷」を選択し、[数量]に出荷数量を入力します。
未出荷分の商品を出荷する際は、再び受注伝票から売上伝票に払い出します。
払い出し元の受注伝票明細部の[納品]には、入力した出荷数量に応じて「未納」または「完納」と表示されます。受注内容を訂正して出荷する場合 「訂正出荷」を選択し、実際の出荷内容に合わせて[商品][数量][単価]を入力します。
払い出し先の売上伝票では、訂正後の[商品][数量]から[単価][金額]が再計算されます。払い出し元の受注伝票について
訂正出荷の場合、払い出し元の受注伝票では、[数量]のみが反映されます。[商品][単価][金額]は反映されません。
未出荷の数量が残っている場合でも、未出荷の数量は保存されず[納品]は[完納]となります。受注が取り消しになった場合 「受注取消」を選択します。
払い出し元の受注伝票の明細行も削除されますが、「一部出荷」などで既に出荷されている数量がある場合、明細行は削除されません。
受注伝票のすべての明細行が受注取り消しになった場合は、伝票も削除されます。
承認機能を使用している場合は受注取消を行えないので、払い出し元の受注伝票で対象となる明細を削除してください。受注伝票のPDF送信または印刷の控え保存後に取引内容を訂正する場合
- 「訂正出荷」や「受注取消」によって取引の内容が変更となった
- 変更後の受注伝票(注文請書)を取引先へ再発行する
上記に該当する場合は、払い出し元の受注伝票に訂正内容をすべて反映させたうえで、修正前と修正後の証憑の関連性がわかるようにして修正前後の証憑を保存する必要があります。
修正前後の証憑を保存する場合は、スマート証憑管理で修正前、修正後それぞれの証憑の詳細画面を開き、[メモ]欄に互いの証憑番号や修正を行い発行し直したこと等を入力して保存してください。
弥生販売、Misocaから保存した証憑の確認証憑の詳細画面に修正前や修正後の証憑を関連付けすることも可能です。
関連証憑を追加する - 売上伝票のツールバーの[登録]をクリックします。 売上伝票が登録されます。売上伝票の[出荷]に応じて、払い出し元の受注伝票の[納品]が変更されます。
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