入金伝票は以下の手順で作成します。
入金区分の登録
入金伝票を作成する前に、入金の区分を入金区分に登録しておく必要があります。
入金区分の概要
入金伝票は適格返還請求書(返還インボイス)に対応していません。
値引きなど適格返還請求書(返還インボイス)として発行したい場合は、以下を確認してください。
弥生販売で適格返還請求書(返還インボイス)を発行したい
- クイックナビゲータの[売上]カテゴリの[請求先からの入金]をクリックします。 [入金伝票]画面が表示されます。
- 表題部に伝票番号や請求先などを入力します。 [請求先]を入力すると、得意先台帳に登録した情報が表示されます。表示された情報は、必要に応じて変更することができます。[請求先]で[参照]([F8]・[スペース])をクリックして表示される[請求先参照]画面から、請求先を選択することもできます。[請求先参照]画面の[すべての得意先を表示する]にチェックを付けると、得意先台帳に登録されているすべての得意先を参照でき、入金先として得意先を指定することもできます。
- 明細部に入金区分や金額などを入力します。
明細は、100行まで入力することができます。
- [登録]([F12])をクリックします。 入力した情報が登録されます。[機能設定]画面の[登録と同時に印刷する]にチェックが付いている場合は、領収証が自動で印刷されます。
入金の消し込み
入金伝票の登録時に、どの売上や請求に対して入金が行われたか、チェックを行うことができます。
入金の消し込み
登録と同時での入金伝票の印刷
入金伝票の機能設定で[登録と同時に印刷する]にチェックを付けている場合は、入金伝票の登録を行うと自動的に領収証の印刷が行われます。
機能設定
売掛金を買掛金で相殺する場合
得意先が仕入先でもあり、売掛金を買掛金で相殺する場合は、入金区分の入金分類「その他」に「相殺」という区分を登録します。
同様に支払区分の支払分類「その他」にも「相殺」という区分を登録します。
入金伝票の作成時には、[入金区分]に「相殺」を指定して、相殺金額を入力します。
出金伝票にも同様に「相殺」を指定して、相殺金額を入力します。
出金伝票の作成
請求先を変更した場合
得意先台帳の[請求先]を変更しているときでも、既に作成した伝票の請求先は変更されません。作成済みの伝票の売掛金は、変更前の請求先で管理されます。
◆ 本文中の一部の機能は、スタンダードにはありません。詳細の確認はこちら