CSVファイルのインポートによって、スケジュールの一括登録および一括更新が可能です。入力レイアウトを作成し、入力テンプレートに従ってインポート用のCSVファイルを作成します。このファイルをインポートすることで一括で登録・更新できます。
インポート可能期間
取り込み日から3ヶ月前~1年1ヶ月後のデータを登録可能です。期間外のデータを登録したい場合は、以下いずれかの方法でご対応ください。
3ヶ月より過去のデータ:サポートセンターへ「1年経過勤怠の編集制限」解除をご依頼ください。インポートできるようになります。または、スケジュール管理画面で手動で一括登録してください(詳細は「 月間スケジュールの手動登録 / 削除方法(スケジュール管理) 」)。
1年1ヶ月より未来のデータ:インポートできませんので、スケジュール管理画面で手動で一括登録してください(詳細は「 月間スケジュールの手動登録 / 削除方法(スケジュール管理) 」)。
目次
【手順1】入力レイアウトの作成
入力レイアウトを作成します。この操作は初回だけ必要です。
※以下いずれかの権限を持った管理者だけが可能な操作です。
- 全権管理者
- 基本設定「オプション」に対する権限が「〇閲覧・編集」、かつ、対象の所属 / 対象の雇用区分の「スケジュール管理」の権限が「〇閲覧・編集」の一般管理者
- 管理画面ホーム > よく使うメニュー > エクスポート / インポート > データ入力(インポート)カテゴリ > [スケジュールデータ[CSV]]の右の[入力レイアウト作成] をクリックします。
- [+ 新規作成] をクリックします。
- 「レイアウト名」に、任意の名称を100文字以内で登録します(「シフトインポート」など)。
- 「入力項目」の「選択できる項目」の中からインポートしたい項目をクリックし、[追加 →]をクリックします。「選択された項目」に表示された項目がレイアウトに追加されます。
項目名 説明 追加 「選択できる項目」を「選択された項目」に追加します。 解除 「選択された項目」をレイアウトから除外します。 空白追加 「選択された項目」に空白を一列追加します。「選択された項目」には「-- 空白 --」が入ります。 並び替え 「選択された項目」を並べ替えます。「選択された項目」にて並べ替えたい項目をクリックし、ボタン操作で移動できます。 「備考」について
「備考」欄にはレイアウトについての説明を400文字以内で記入できます。記入した内容は、レイアウト設定画面の「備考」欄とインポート画面の「備考」欄に表示されます。レイアウト編集やインポートの際、該当レイアウトの判別にご利用ください。
- [登録]をクリックし、設定内容を保存します。
【手順2】インポート用ファイルの作成
インポート用のCSVファイルを作成します。
※全権管理者、または対象の所属 / 対象の雇用区分の「スケジュール管理」の権限が「〇閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。
- 管理画面ホーム > よく使うメニュー > エクスポート / インポート > データ入力(インポート)カテゴリ > [スケジュールデータ[CSV]]をクリックします。
- 「レイアウト選択」にて、作成したレイアウトを選び、[入力用テンプレートのダウンロード]をクリックします。
- CSV形式のテンプレートファイルがダウンロードされますので、デスクトップなどに保存します。
- 保存したCSVファイルをExcelやメモ帳などで開きます。1行目の項目名の通りに情報を入力します。入力方法の詳細は後述する「インポート項目一覧」をご参照ください。
入力例
- 「※」がついている項目は入力必須です。
- 1ファイルにつき10,000件まで登録可能です。
- スケジュールがすでに登録されている日にデータをインポートすると、スケジュールが更新されます。
【手順3】インポート
用意したCSVファイルをインポートします。
※全権管理者、または対象の所属 / 対象の雇用区分の「スケジュール管理」の権限が「〇閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。
- 管理画面ホーム > よく使うメニュー > エクスポート / インポート > データ入力(インポート)カテゴリ > [スケジュールデータ[CSV]]をクリックします。
- 以下の項目を選択します。
項目名 説明 レイアウト選択 作成したレイアウトを選びます。 入力項目が空の場合のデータの取扱い 新規登録の場合、この項目の影響はありません。既存のスケジュールデータを更新するときに選択してください。
登録されている値そのまま残す
入力項目が空の場合は、すでに登録されている値をそのまま残します。登録されている値を削除する
入力項目が空の場合は、すでに登録されている値を削除します。
※こちらを選択すると既存の勤怠データ内で選択されている「自動休憩無効」設定が削除され、休憩時間が計上されてしまうことがあります。事前にご確認ください。 - [ファイルを選択]をクリックします。用意したCSVファイルを選択して、[アップロード]をクリックします。
- 「スケジュールデータ入力確認」画面が表示されます。確認のうえ[登録]をクリックします。インポートが開始されます。
エラー一覧が表示された場合は、CSVファイルを修正し、エラー要素を全て消去してからアップロードをし直してください。
インポートエラーの対処方法は「 【インポート】CSVデータ取り込み時にエラーが表示された際の対処方法 」
インポート項目一覧
インポート項目の説明と入力方法です。
自動スケジュールが登録されている場合は、設定した内容によって新規登録時に自動スケジュールが登録されます。
「自動スケジュール設定」の設定方法
項目名 | 説明 |
勤務日 | 入力必須項目です。 登録・更新対象となる勤務日を以下いずれかの形式で入力します。
入力例)20120101 |
従業員コード | 入力必須項目です。 従業員コードを3~10文字の半角英数字で入力します。従業員コードは、設定 > 従業員 > 従業員設定 で確認できます。 入力例)001 |
パターンコード | パターンコードを半角英数3~10文字以内で入力します。パターンコードは、設定 > スケジュール > パターン設定 で確認できます。 未入力の場合、「--」スケジュール、または「シフト」として登録されます。 入力例)002 |
出勤予定 | 出勤予定を「対象日HH:mm」(※1)で入力します。対象日は、「当日」「前日」「翌日」の文字列です。 入力例)当日09:00 |
退勤予定 | 退勤予定を「対象日HH:mm」(※1)で入力します。対象日は、「当日」「前日」「翌日」の文字列です。 入力例)当日18:00 |
勤務開始刻限 | 勤務開始刻限を「対象日HH:mm」(※1)で入力します。対象日は、「当日」「前日」「翌日」の文字列です。 入力例)当日08:00 |
勤務終了刻限 | 勤務終了刻限を「対象日HH:mm」(※1)で入力します。対象日は、「当日」「前日」「翌日」の文字列です。 入力例)当日22:00 |
休憩予定時間 | 休憩予定時間を分単位で入力します。整数で3桁まで入力できます。 入力例)60 |
休憩開始予定 | 休憩開始予定を「対象日HH:mm」(※1)で入力します。対象日は、「当日」「前日」「翌日」の文字列です。 複数入力の場合は、半角「::」で連結できます。 「休憩終了予定」入力時は必須です。 入力例)当日08:00::当日12:00::翌日05:00 |
休憩終了予定 | 休憩終了予定を「対象日HH:mm」(※1)で入力します。対象日は、「当日」「前日」「翌日」の文字列です。 複数入力の場合は、半角「::」で連結できます。 「休憩開始予定」入力時は必須です。 入力例)当日08:00::当日12:00::翌日05:00 |
勤務日種別コード | 勤務日種別を以下いずれかの番号で入力します。
入力したスケジュールパターンに勤務日種別の強制設定が登録されていた場合、パターンの勤務日種別が強制的に適用されます。 入力例)1 |
時間帯区分 | ※時間帯区分設定機能を使用しているときに表示されます。 早朝、昼、夜間など任意の時間帯ごとの労働時間の集計方法(時間帯区分設定機能) 時間帯区分コードを半角英数3~10文字以内で入力します。 入力したパターンに時間帯区分の強制設定が登録されていた場合、パターンの時間帯区分が強制的に適用されます。 入力例)001 |
全日休暇 | ※休暇取得方法「休暇区分使用」のときに表示されます。 休暇区分名称を入力します。休暇区分名称は、設定 > スケジュール > 休暇区分設定 をご参照ください。 入力例)有休 全日休暇を半日としてカウントする場合、休暇区分名称の頭に[半日]を付与します。 入力例)[半日]有休 |
半休種別名称 | 半休種別を識別する休暇区分名称を入力します。午前休の場合、「AM」を頭に付与します。午後休の場合、「PM」を頭に付与します。休暇区分名称は、設定 > スケジュール > 休暇区分設定 をご参照ください。 入力例)AM有休 |
出勤所属コード | 出勤所属の所属コードを半角英数3~10文字以内で入力します。 ※新規登録時、空欄にした場合は自所属が登録されます。 入力例)001 |
備考 | 備考を400文字以内で入力します。 入力例)これは備考です。 |
スケジュール汎用フラグ名称 | ※「スケジュール汎用フラグ機能」を使用しているとき、設定したフラグの名称が項目名として表示されます(「夜勤」「在宅」など)。 夜勤回数や在宅勤務回数など、任意の回数項目の作成方法(スケジュール汎用フラグ) スケジュール汎用フラグをカウントしたい場合、半角数字「1」を入力します。 カウントしない場合は、半角数字「0」を入力します。 入力したパターンにスケジュール汎用フラグの強制設定が登録されていた場合、パターンに設定されたスケジュール汎用フラグが強制的に適応されます。 入力例)1 |
時間単位休暇-休暇区分名称 | ※時間単位休暇を使用しているときに表示されます。 時間休の設定方法 時間単位休暇区分を識別する休暇区分名称を入力します。休暇区分名称は、設定 > スケジュール > 休暇区分設定 をご参照ください。 関連項目「時間単位休暇-開始時刻」や「時間単位休暇-終了時刻」の入力時は必須です。 入力例)有休 |
時間単位休暇-開始時刻 | ※時間単位休暇を使用しているときに表示されます。 時間休の設定方法 時間単位休暇取得開始時刻を、「対象日HH:mm」(※1)で入力します。対象日は、「当日」「前日」「翌日」の文字列です。 関連項目「時間単位休暇-休暇区分名称」「時間単位休暇-終了時刻」の入力時は必須です。 入力例)当日08:00 |
時間単位休暇-終了時刻 | ※時間単位休暇を使用しているときに表示されます。 時間休の設定方法 時間単位休暇取得終了時刻を「対象日HH:mm」(※1)で入力します。対象日は、「当日」「前日」「翌日」の文字列です。 関連項目「時間単位休暇-休暇区分名称」や「時間単位休暇-開始時刻」の入力時は必須です。 入力例)当日18:00 |
振替出勤休暇区分名称 | ※振休(旧機能)を使用しているときに表示されます。 振替出勤休暇区分を識別する休暇区分名称を入力します。休暇区分名称は、設定 > スケジュール > 休暇区分設定 をご参照ください。 入力例)振休 |
--空白-- | 何も入力しない項目です。 この項目に値が入力されていた場合でも、その値は無視されます。 |
※1:対象日+時刻の入力には以下のパターンが入力可能です。
- 対象日以外は半角英数字で入力します。
入力例)当日09:00、前日09:00、翌日09:00 - 「対象日」は、当日の場合のみ省略可能です。
入力例)19:00 - 「HH」「mm」は1桁でも入力可能です。
入力例)当日9:5 または 9:5