【電子申請】労働保険年度更新申告[賃金集計表→申告書] 弥生労務 Next サポート情報

ID:ida29384

労働保険年度更新申告[賃金集計表→申告書]の電子申請方法について、ご説明します。

廃業または事業を終了した場合は、「労働保険確定保険料の申告(継続)[賃金集計表→申告書]」から申請をおこなってください。
【電子申請】労働保険確定保険料の申告(継続)[賃金集計表→申告書]

目次

対象帳票の選択

  • [帳票]をクリックし、検索窓に帳票名または帳票名の一部を入力し[検索]をクリックします。または、[労働保険科申告]をクリックします。00029931_001
  • [労働保険年度更新申告[賃金集計表→申告書] ※R3.4.1以降用]をクリックします。00029386_002A

賃金集計表の作成

「確定保険料・一般拠出金算定基礎賃金集計表」は作成せず、「申告書」のみを作成する場合は、画面下部の[内容を確認する]をクリックし、本マニュアル内「申告書の作成」へお進みください。

対象年度

「対象年度」を入力します。
※令和7年度の年度更新をおこなう場合は、「令和6年度」を入力します。
00029386_003A

事業所

事業所の情報は、「企業設定」の情報を引用しています。
引用されていない項目または修正が必要な場合は、編集をおこなってください。

二元適用事業所や他事業所の情報をセットする場合

[企業情報をセット]をクリックし、事業所を選択します。
※[企業情報をセット]で選択した情報を引用した項目は、入力フォーム部分が黄色になります。
00029386_019B

アクセスコードを用いて手続きをおこなう場合

[印字情報セット](①)をクリックし、「アクセスコード」「労働保険番号」(②)を入力、[反映](③)をクリックします。
※「労働保険番号」は弥生労務 Next上に登録がある場合、その番号が自動で反映されます。
※[印字情報をセット]で引用した項目は、入力フォーム部分が黄色になります。
00029386_006A
「アクセスコード」とは、年度更新申告書の用紙に赤文字で記載されている「8桁の英数字」です。
詳細は以下の関連記事をご参照ください。
「他事業所管理」設定方法 アクセスコードとは(厚生労働省ホームページ)

データ集計

  • 「年度更新の事前準備」で整えた区分推定結果を用いる場合は、[データ集計]をクリックします。
    「年度更新の事前準備」が完了していない場合は、先に[こちら]をクリックし事前準備を完了します。
    「年度更新の事前準備」方法 00029384_007
  • 「データ集計」する情報を設定し、画面下部の[集計]をクリックします。00029384_008
    番号項目名説明
    対象年度対象年度を設定します。
    ※令和7年度の年度更新をおこなう場合は、「令和6年度」です。
    保険関係成立区分保険関係成立区分を設定します。
    • (イ)労災・雇用
      一元適用事業の場合に選択します。
    • (ロ)労災
      二元適用事業(事務所労災)の場合に選択します。
    抽出条件集計をおこなう条件を設定します。
    • 労働保険番号
      事業所は異なるが、「労働保険番号」が同じ事業所をまとめてお手続きする場合に選択します。
    • 事業所
      事業所ごとにお手続きする場合に選択し、プルダウンから事業所を選択します。

確定保険料・一般拠出金算定基礎賃金集計表

労災保険および一般拠出金(対象者数及び賃金)

反映された内容を確認、必要に応じて修正します。
※[データ集計]をクリックしていない場合は、各項目を手入力します。

行コピー[00029386_007A]をクリックすると、対象月に入力している(1)~(4)欄の情報を、3月までの各月にコピーすることができます。
00029386_008A

「賞与」は、3回分まで登録することができます。4回目の賞与がある場合は、3回目の賞与に合算し反映します。
※賃金集計表を手入力している場合も、3回目の賞与に4回目の賞与を合算し入力してください。
00029386_009A

雇用保険(対象者数及び賃金)

反映された内容を確認、必要に応じて修正します。

「労災保険および一般拠出金(対象者数及び賃金)」と同様に、3回分まで「賞与」を登録することができます。
4回目の賞与がある場合は、3回目の賞与に合算し反映します。
※賃金集計表を手入力している場合も、3回目の賞与に4回目の賞与を合算し入力してください。
00029386_010A

「確定保険料・一般拠出金算定基礎賃金集計表」情報を手入力している場合

[労災保険および一般拠出金の情報を雇用保険欄にコピーする]をクリックすると、「労災保険および一般拠出金(対象者数及び賃金)」欄の情報を「雇用保険(対象者数及び賃金)」欄へ反映できます。
00029386_011A

「雇用保険(対象者数及び賃金)」のみ賞与金額を入力した場合

「労災保険および一般拠出金(対象者数及び賃金)」の「賞与支払年月」項目に支払年月を入力する必要があります。

常時使用労働者数

常時使用労働者数の情報を確認し、必要に応じて修正します。
00029386_012A

役員で労働者扱いの詳細

役員で労働者として取り扱われ、労災保険または雇用保険に算入している場合は、[対象者を追加]をクリックし、対象従業員をクリックします。
00029386_013A

雇用保険被保険者数

  • 雇用保険被保険者数の情報を確認し、必要に応じて修正します。00029386_014A
  • 賃金集計表の入力および確認後、[内容を確認する]をクリックします。00029384_012
  • 「賃金集計表」で入力した内容を反映する場合は、[次へ(申告書へ反映あり)]をクリックします。
    「賃金集計表」を作成していない場合は、[次へ(申告書へ反映なし)]をクリックします。
    00029384_013

    「一時保存」した情報を操作している場合

    申告書作成画面でデータを修正した後に[一時保存する]をおこなった場合、「一時保存一覧」から操作を再開時、[次へ(申告書へ反映あり)]をクリックすると、下図が表示されます。
    ※「申告書へ反映あり」で進むと、申告書作成画面で修正したデータは、修正前の状態となります。

申告書の作成

入力項目について

「*」がついている項目は必須入力です。未入力のまま進めることはできません。
00029386_018A

  • [次へ(申告書へ反映なし)]から進み、二元適用事業所や他事業所の情報をセットする場合や、「アクセスコード」を用いて手続きする場合は、[企業情報をセット][印字情報セット]をクリックします。00029384_014
  • 「あて先名称」には「企業設定」の「管轄労働局」を自動で引用しています。[あて先名称からあて先住所をセット]をクリックし、労働局情報を設定します。
    00029384_015
  • 「各種区分」に「年度更新申告書」に記載されている文字、数字を入力します。

事業所情報

事業所情報を確認します。

[次へ(申告書へ反映あり)]から進んだ場合は、「確定保険料・一般拠出金算定基礎賃金集計表」で入力した情報が自動で反映されます。

[次へ(申告書へ反映なし)]から進んだ場合は、各項目を手入力します。
「事業廃止等年月日」は、確定保険料及び一般拠出金を申告する場合かつ、特定の条件に該当する場合のみ年月日を入力します。
※[?(はてなマーク)]をクリックすると、「事業所情報」の詳細について確認できます。
00029386_020A

「保険関係成立区分」について

「保険関係成立区分」は、[企業情報をセット]で選択した事業所情報に応じて自動でセットします。
例)

  • 二元適用事業の「現場労災」の場合:「2:労災保険」
  • 一元適用事業の「両保」の場合  :「1:両保」

※「労働保険」情報の「保険関係成立区分」を登録していない場合は、「選択」と表示されます。

確定保険料算定内訳

確定保険料算定内訳の情報を確認します。

[次へ(申告書へ反映あり)]から進んだ場合は、「確定保険料・一般拠出金算定基礎賃金集計表」で入力した情報が自動で反映されます。

[次へ(申告書へ反映なし)]から進んだ場合は、各項目を手入力します。
※[?(はてなマーク)]をクリックすると、「確定保険料算定内訳」の詳細について確認できます。
00029386_021A

概算・増加概算保険料算定内訳

概算・増加概算保険料算定内訳の情報を入力します。事業を廃止した場合は、入力不要です。

確定保険料算定内訳の情報をコピーする場合は、[確定保険料をコピー]をクリックします。
手動で入力する場合は、「フォーム種別」に「手入力」を選択し、入力します。
00029386_022A

「(12)保険料算定基礎額の見込額」は、「労災保険分(ロ)」と「雇用保険分(ホ)」(?)の金額が一致している場合、「労災保険分(ロ)」と「雇用保険分(ホ)」(?)には金額は表示されず「労働保険料(イ)」(①)にのみ金額が表示されます。
00029386_023A

事業主

「(15)郵便番号」「(16)電話番号」の情報に変更がある場合のみ入力します。
00029384_021

申請内容/期別納付額

各項目を設定、入力をします。
00029384_022

項目名説明
(17)延納申請納付回数を「1回」もしくは「3回」から選択します。
※事業を廃止した場合は、「選択」のままお進みください。
(18)申告済概算保険料額申告済みの概算保険料額を入力します。
還付金の請求還付金の請求をおこなうのか選択します。
なお、充当を希望の場合は、「充当する(残額は還付)」を選択してください。
(20)差引額自動で算出します。手動で本項目を修正することはできません。
(30)充当意思充当の意思を選択します。
※「還付金の請求」に「充当する(残額は還付)」を選択すると、本項目が表示されます。
(31) 法人番号「企業設定」で登録している「法人番号」を引用します。 登録していない場合は、手入力します。

事業所/事業

各項目を設定、入力をします。

事業を廃止した場合は、事業所情報の「(24)事業廃止等理由」を必ず選択してください。
また、事業情報の「(ロ)分割コード」へは年度更新申告書に印字されている英字を入力します。
00029384_023

通知書/その他

各項目の内容を入力、確認します。
00029386_026A

その他設定

  • 「する」にチェックすると、本手続き画面で入力した内容を企業情報の「申告済概算保険料額(年度)」へ更新することができます。更新項目および更新される事業所については、システム画面からも確認できます。「企業情報更新」項目の「※」をご確認ください。
    00029386_011B
  • 各項目を入力後、[内容を確認する]をクリックします。
  • 「延納回数:選択」のまま進むと、「延納回数確認」画面が表示されます。
  • 事業を廃止した場合は、[いいえ]を選択します。
    [はい]をクリックすると、納付回数は1回として設定されます。
    00029384_025
  • 内容を確認後、[次へ]もしくは[基本情報入力をスキップ]をクリックします。※基本情報入力画面で不足項目がある場合、スキップボタンは表示されません。
    00029386_028A

    申告書形式で内容を確認したい場合

    以下の操作をおこなうことで、作成した帳票を申告書形式で確認することができます。
    00029386_029A

    • [確認用PDF出力]
      作成した帳票をPDFに出力して、内容を確認できます。
      ※[確認用PDF出力]から出力した場合、[帳票]>[出力履歴]には残りません。
    • [PDFプレビュー]
      様式に合わせた状態の帳票をプレビュー画面で、内容を確認できます。
    • 「PDFにパスワードを設定する」
      パスワードを設定したPDFを出力する場合に、チェックをつけます。
      ※PDFにパスワードを設定する場合、[マスタ管理]>[利用者管理]もしくは、[その他]>[個人設定]にて、「新しいPDFパスワード」「新しいPDFパスワード(確認)」を設定する必要があります。

基本情報入力

「電子申請手続確認」画面で、[基本情報入力をスキップ]をクリックした場合は、「提出情報入力」へお進みください。

  • 引用されている内容を確認し、必要に応じて修正・入力します。
  • [連絡先情報セット]をクリックすると、「企業設定」もしくは「事務所設定」に登録している連絡先情報を引用します。
    00029817_011

    「住所(カナ)」では、アルファベットを使用することはできません。
    カタカナ等に置き換えてください。(例:5F→5カイ、Fビル→エフビル)
    00029817_012

  • [内容を確認する]>[次へ]をクリックします。 00029817_014

提出情報入力

提出先の情報等を設定します。

「納付方法」を選択します。
「電子納付」以外の場合は、「印紙・現金納付」を選択します。
「電子納付」を選択する場合は、「電子納付振込者氏名(全角カナ)」の入力が必要です。

[申請する]をクリックすると、電子申請は完了です。
00029386_034A

「添付書類」について

システム上でご案内している「アップロード可能ファイル」については、あくまでも弥生労務 Nextにアップロードできるファイル形式です。e-Gov経由で電子申請をおこなう場合、手続きごとに添付できるファイル形式が異なりますので、ご注意ください。
【電子申請】添付可能ファイル確認方法

「電子納付振込者氏名(全角カナ)」について

入力した「電子納付振込者氏名(全角カナ)」宛てに連絡はされませんので、ご安心ください。
00029386_035A

還付金の請求

  • 「還付金の請求」に「充当しない(全額を還付)」と選択し申請が完了後、以下の画面が表示されます。
    [はい]をクリックすると、「労働保険料・一般拠出金還付請求書」の手続き画面に遷移します。
    00029384_028
  • 提出情報を入力します。00029384_029
  • (1)還付金払渡し金融機関(郵便局)情報を入力します。

    ゆうちょ銀行以外の金融機関を指定する場合

    「金融機関名称(漢字)」「金融機関コード」「支店名称(漢字)」「支店コード」「種別」「口座番号」「口座名義人」「口座名義人(カナ)」を入力します。
    「金融機関名称(漢字)」「支店名称(漢字)」の[検索]から金融機関情報を引用することができます。
    ※「金融機関名称(漢字)」「支店名称(漢字)」は略称を使用せずに、正式名称で入力してください。
    00029386_037A

    ゆうちょ銀行を指定する場合

    「ゆうちょ銀行記号番号」「口座名義人」「口座名義人(カナ)」を入力します。
    00029386_038A

    郵便局での受取りを希望する場合

    「郵便局名称(漢字)」「区・市・郡(漢字)」を入力します。
    ※「郵便局名称(漢字)」は略称を使用せずに、正式名称で「〇〇郵便局」と入力してください。
    00029386_039A

  • (2)還付請求額(労働保険料)、(2)還付請求額(一般拠出金)を入力します。00029386_040A
  • (3)労働保険料等への充当額内訳情報を入力します。00029386_041A

事業主

事業主の情報は、「企業設定」の情報を引用しています。
引用されていない項目または修正が必要な場合は、編集をおこなってください。
※[企業情報をセット]で選択した情報を引用した項目は、入力フォーム部分が黄色になります。

最大文字数について

事業所名称:最大39文字
氏名:(姓)と(名)それぞれ最大20文字(スペースを含む)
※「役職」を入力している場合は、役職、氏名(姓)、氏名(名)合わせて最大18文字までです。
※(姓)と(名)の間にスペース(1文字)が自動で設定されます。

還付理由

還付理由を設定します。

その他/その他設定

「情報更新」項目に「する」をチェックすると、「申告済確定保険料額」情報を「企業設定」へ更新することができます。

各項目の内容を入力および設定後、[内容を確認する]をクリックします。

内容を確認後、[次へ]もしくは[基本情報入力をスキップ]をクリックします。
※基本情報入力画面で不足項目がある場合、スキップボタンは表示されません。

申告書形式で内容を確認したい場合

以下の操作をおこなうことで、作成した帳票を申告書形式で確認することができます。
00029832_007

  • [確認用PDF出力]
    作成した帳票をPDFに出力して、内容を確認できます。
    ※[確認用PDF出力]から出力した場合、[帳票]>[出力履歴]には残りません。
  • [PDFプレビュー]
    様式に合わせた状態の帳票をプレビュー画面で、内容を確認できます。
  • 「PDFにパスワードを設定する」
    パスワードを設定したPDFを出力する場合に、チェックをつけます。
    ※PDFにパスワードを設定する場合、[マスタ管理]>[利用者管理]もしくは、[その他]>[個人設定]にて、「新しいPDFパスワード」「新しいPDFパスワード(確認)」を設定する必要があります。

基本情報入力

「電子申請手続確認」画面で、[基本情報入力をスキップ]をクリックした場合は、「提出情報入力」へお進みください。

引用されている内容を確認し、必要に応じて修正・入力します。
00029797_022

[連絡先情報セット]をクリックすると、「企業設定」もしくは「事務所設定」に登録している連絡先情報を引用します。
00029797_023

「住所(カナ)」では、アルファベットを使用することはできません。カタカナ等に置き換えてください。(例:5F→5カイ、Fビル→エフビル)

[内容を確認する]>[次へ]をクリックします。

提出情報入力

提出先の情報等を設定します。
【電子申請】提出情報入力 [申請する]をクリックすると、電子申請は完了です。

「添付書類」について

システム上でご案内している「アップロード可能ファイル」については、あくまでも弥生労務 Nextにアップロードできるファイル形式です。e-Gov経由で電子申請をおこなう場合、手続きごとに添付できるファイル形式が異なりますので、ご注意ください。
【電子申請】添付可能ファイル確認方法

【補足】「文字置換マスタ」機能

「髙」や「﨑」など、電子申請時には一部利用できない文字があり、[文字置換マスタ]に登録しておくことで電子申請時、文字を自動で利用できる文字に置換してくれる機能があります。
[文字置換マスタ]には事前にいくつかの漢字が登録されており、利用できない文字が申請データに含まれる場合、[申請する]ボタンクリック後に、下記画面が表示されます。

置換された文字は「使用できない文字について.pdf」をクリックすると確認でき、本ファイルは自動で添付されます。確認後、問題なければ再度[申請する]をクリックします。

「文字置換マスタ」設定方法

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