顧問先が利用している弥生会計 オンラインとデータを共有した後の流れを説明します。
データを共有するまでの流れは、以下を参照してください。
会計事務所とのデータ共有の流れ<弥生会計 AEと弥生会計 オンラインのデータ共有>
データ共有を行うと、以下の制限がかかります。
機能の制限
顧問先では、決算書の作成、固定資産の登録、消費税の設定ができません。
入力期間の制限
弥生会計 オンラインでは、入力や編集ができる期間に制限があります。
弥生会計 AEで閲覧、入力、編集、繰越処理を行うことができる期間も弥生会計 オンラインと同様の期間です。
入力可能期間は「作業日を含む会計期間(当期)」と、「その直前の会計期間(前期)」です。
例えば会計期間が「4月1日~翌年3月31日」の場合、
当年4月1日時点では、次の2つの期間の入力・編集が可能です。
- 当期(当年4月1日~翌年3月31日)
- 前期(前年4月1日~当年3月31日)
<日々の取引の確認を行う>
弥生 マイポータルから弥生会計 オンラインのデータを開きます。
弥生会計 オンラインと共有したデータを開くデータの確認や仕訳の入力、修正などを行います。
<決算処理を行う>
弥生 マイポータルから弥生会計 オンラインのデータを開きます。
弥生会計 オンラインと共有したデータを開く決算書や申告書を作成します。
決算整理仕訳の入力や決算書、消費税申告書などの作成を行います。
決算が終わったら、繰越処理を行います。
繰越処理は弥生会計 AEから会計事務所側で行います。
繰越処理を行うことで翌年に残高が繰り越され、弥生会計 オンラインにも反映されます。
繰越処理を行わず、弥生会計 オンラインの入力可能期間が過ぎた場合、翌期の期首残高を自動で反映させることができなくなります。
[科目残高入力]より手入力が必要となりますのでご注意ください。