帳簿の仕訳入力について説明します。帳簿により入力項目は異なりますが、基本的な入力手順は同じです。ここでは、預金出納帳を例に説明します。
ツールバーの[科目設定]で勘定科目、補助科目の追加、修正、削除ができます。
※上図はプロフェッショナルの画像です。
A |
決算 | 入力する仕訳が決算整理仕訳の場合に選択します。 決算整理仕訳の入力 |
付箋1、2 | 付箋を付ける場合はクリックして付箋の色を選択します。付箋を付けた仕訳は、付箋の種類を条件に検索できます。1仕訳に2つまで付箋を付けることができます。 なお、行を選択して、[編集]メニューの[付箋1を外す]または[付箋2を外す]を選択すると、選択した行の付箋1または付箋2をまとめて外すことができます。 |
|
調整 | 入力する仕訳が調整仕訳の場合にクリックしてチェックを付けます。チェックを付けた仕訳は、残高調整表で集計されます。 また、調整のチェックを条件に、仕訳の検索や絞り込みを行うことができます。 やよいの青色申告の場合、初期設定では表示されません。 |
|
B |
伝票No. | 伝票No.を半角数字6文字以内で入力します。伝票No.の設定によっては、自動的に連番が入力されます。 帳簿・伝票の科目や伝票No.の設定 |
C |
相手勘定科目 相手補助科目 |
相手科目を選択します。科目を選択すると、科目に設定している税区分と税計算区分が[相手税区分]に表示されます(税区分が「対象外」の場合は表示されません)。税区分と税計算区分は直接変更できます。 |
相手部門 | <部門を登録している場合> 相手科目の金額を割り当てる部門を選択します。部門を選択しない場合は「事業所」に金額が集計されます。 |
|
D |
摘要 | 摘要を全角32文字(半角64文字)以内で入力します。 ▼をクリック(または半角ピリオド(.)を入力)すると、摘要辞書の摘要がリスト表示され、選択できます。半角ピリオドで始まる摘要の入力がある場合は、あらかじめ摘要辞書に半角ピリオドを登録してください。 |
E |
|
|
F |
|
仕訳辞書から取引を選択して仕訳を入力できます。 辞書の仕訳や摘要を帳簿や伝票で入力 |
- [帳簿・伝票]メニューから入力する帳簿をクリック、またはクイックナビゲータの[取引]カテゴリで入力する帳簿をクリックして表示します。
- 仕訳を入力する勘定科目または補助科目を選択します。
- <部門を登録している場合>
[部門]からこの取引を割り当てる部門を選択します。 - [期間]で仕訳を入力する月度を選択し、仕訳を入力します。
金額の入力は、経理方式、税計算区分により異なります。
税抜 内税入力 税込みの取引金額を入力します。入力した金額から自動的に消費税が計算されます。 入力/1,100 金額/1,100 消費税額/100 外税入力 税抜きの取引金額を入力します。入力した金額から自動的に消費税が計算されます。 入力/1,000 金額/1,000 消費税額/100 別記 取引の税抜きの仕訳と消費税の仕訳を別々に入力します。消費税は自動計算されません。 仕訳:入力/1,000 金額/1,000 消費税額/表示なし 消費税:入力/100 金額/100 税込 --- すべて税込みの取引金額を入力します。 入力/1,100 金額/1,100 消費税額/表示なし 免税 --- 取引金額をそのまま入力します。 入力/1,000 金額/1,000 消費税額/表示なし - 次の行へ移動すると仕訳が登録されます。
仕訳の並び順序
仕訳は取引日付順(同一日付内は登録順)で表示されます。新しく入力した仕訳は、ウィンドウを閉じて次回開く際に並べ替えられます。
借方、貸方の項目を固定して仕訳を入力
仕訳日記帳では、仕訳の入力時に入力される内容を借方、貸方ごとに固定することができます。固定すると、直前に入力した借方項目(または貸方項目)の内容が、次に入力する仕訳の初期値として表示されます。科目などが同じ仕訳を連続して入力する場合に便利です。
固定するには、仕訳日記帳を表示し、[編集]メニューから[借方項目を固定する]([Shift]+[F11])([貸方項目を固定する]([Shift]+[F12]))をクリックします。
通常どおり新しい仕訳を入力し、次に仕訳を入力する行にカーソルを移動すると、直前に入力した借方項目(貸方項目)が初期値として表示されます。
固定を解除するには、[編集]メニューから[借方固定を解除する]([Shift]+[F11])([貸方固定を解除する]([Shift]+[F12]))を選択します。
◆ 弥生会計はグレードにより機能が異なります。本文中の一部の機能は、グレードによっては搭載されていないことがあります。
詳細の確認は弥生会計はこちら 、やよいの青色申告はこちら