青色申告決算書(不動産所得用)の設定項目 弥生会計 サポート情報

ID:ida21699

青色申告決算書(不動産所得用)を作成する場合、不動産所得の収入の内訳の入力が作成作業の中心です。1ページ目の損益計算書と4ページ目の貸借対照表については弥生会計の仕訳データから自動集計されます。また、3ページ目の減価償却費の計算は、弥生会計に登録した固定資産が表示されます。

青色申告決算書/収支内訳書の作成の流れ

1ページ目(損益計算書)

1ページ目は、住所などの基本情報と「損益計算書」です。

住所などの基本情報

[申告設定]画面の設定情報が反映されます。黄緑色の部分をクリックすると[申告設定]画面が表示され、変更できます。

[申告設定]画面
損益計算書

弥生会計の会計データの数値が自動集計されます。

追加した勘定科目は「その他経費」に集計されています。必要に応じて、集計先を変更してください。

また、空欄(12~16)の黄緑色の科目名をクリックして、損益計算書の科目を追加することもできます。

[決算書項目への割り当て]画面
青色申告特別控除額

[申告設定]画面の[控除額]の[青色申告特別控除額]-[不動産]の金額が表示されます。

弥生会計を使用して期限内に申告するのであれば、通常、変更の必要はありません。変更する場合は、黄緑色の部分をクリックして表示される[申告設定]画面で設定します。

[申告設定]画面
土地等を取得するために要した負債の利子の額 「所得金額」が赤字で、土地等の取得のために要した負債の利子の額がある場合は、水色の部分をクリックして入力します。

2ページ目(不動産所得の収入の内訳、他)

2ページ目は、「不動産所得の収入の内訳」、「給料賃金の内訳」、「専従者給与の内訳」の3項目があります。

不動産所得の収入の内訳

黄緑色の部分をクリックして表示される[不動産所得の収入の内訳]画面で編集します。

16件以上ある場合は「別紙明細」と表示されるので、青色申告決算書の印刷時に明細も印刷します。
不動産所得の収入の内訳の作成

不動産所得の収入の内訳の別紙明細については 青色申告決算書/収支内訳書の印刷 のメモを参照してください。

損益計算書の「賃貸料」、「礼金・権利金・更新料」との差額がある場合は、「損益計算書との差額」が表示されます。

損益計算書との差額の表示
給料賃金の内訳

従業員に支払った給料がある場合は、水色の部分をクリックして入力します。

損益計算書の「給料賃金」との差額がある場合は、「損益計算書との差額」が表示されます。

損益計算書との差額の表示
専従者給与の内訳

青色事業専従者給与の届出をしていて、配偶者その他親族に支払った給料がある場合は、水色の部分をクリックして入力します。

損益計算書の「専従者給与」との差額がある場合は、「損益計算書との差額」が表示されます。

損益計算書との差額の表示

3ページ目(減価償却費の計算、他)

3ページ目は、「減価償却費の計算」、「地代家賃の内訳」、「借入金利子の内訳」、「税理士・弁護士等の報酬・料金の内訳」の4項目があります。

減価償却費の計算

固定資産管理に登録された固定資産が表示されます。「減価償却費の計算」の記載対象となる固定資産が13件以上ある場合は「別紙明細」と表示されるので、固定資産管理で別途「減価償却費の計算」を印刷して決算書に添付します。
減価償却資産の内訳の別紙明細については 青色申告決算書/収支内訳書の印刷 のメモを参照してください。

損益計算書の「減価償却費」との差額がある場合は、「損益計算書との差額」が表示されます。

損益計算書との差額の表示
この場合は弥生会計本体に戻り、減価償却費の仕訳の確認や、登録されている固定資産の確認を行います。特に、仕訳の書き出し忘れや売却の仕訳について確認してください。
地代家賃の内訳

地代または家賃がある場合は、水色の部分をクリックして入力します。

権利金がある場合は、「権」と表記された部分をクリックして、○が付いた状態にします。また、更新料がある場合は、「更」と表記された部分をクリックします。○が付いた状態で再度クリックすると、○が消えます。

損益計算書の「地代家賃」との差額がある場合は、「損益計算書との差額」が表示されます。

損益計算書との差額の表示
借入金利子の内訳

金融機関以外に支払った借入金利子がある場合は、水色の部分をクリックして入力します。

損益計算書の「借入金利子」を超えている場合は、「損益計算書との差額」が表示されます。

損益計算書との差額の表示
税理士・弁護士等の報酬・料金の内訳 税理士や弁護士に支払った報酬または料金がある場合は、水色の部分をクリックして入力します。

4ページ目(貸借対照表、他)

4ページ目は、「貸借対照表」、「本年中における特殊事情・保証金等の運用状況」の2項目があります。

貸借対照表

弥生会計の会計データの数値が自動集計されます。

追加した勘定科目は「その他の資産」や「その他の負債」に集計されています。必要に応じて、集計先を変更してください。

また、空欄の黄緑色の科目名をクリックして、賃借対照表の科目を追加することもできます。

[決算書項目への割り当て]画面
本年中における特殊事情・保証金等の運用状況

記載すべき事項がある場合は、水色の部分をクリックして入力します。

入力は1行ずつ行います。複数行にわたって入力する場合は、1行分を入力した後に下の行をクリックして、続きを入力します。

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