顧問先が使用している弥生会計製品(弥生会計、弥生会計 オンラインなど)と連携することで、顧問先のスマート証憑管理を会計事務所でも使用できるようになります。
弥生会計製品を使用していない顧問先の場合、記帳代行支援サービスのライセンスを割り当てている顧問先が記帳代行用ツールの利用を承諾することで、会計事務所と顧問先でスマート証憑管理を使用できるようになります。
顧問先との連携後、顧問先のスマート証憑管理を起動して、連携する事業所データを設定することで、記帳代行支援サービスでアップロードした証憑も確認することができます。
顧問先との連携設定
- 顧問先が弥生会計製品を使用している場合
顧問先が使用している弥生会計製品を会計事務所と連携するよう設定します。
設定方法の詳細は以下を確認してください。(顧問先がクラウドサービスを利用の場合)
会計事務所とのデータ共有の流れ<弥生会計 AEと弥生会計 オンラインのデータ共有>(顧問先がデスクトップソフトを利用の場合)
※既に弥生会計製品を連携している場合は設定不要です。
スマート取引取込を会計事務所と顧問先で利用する - 顧問先が弥生会計製品を使用していない場合(記帳代支援サービスの対象顧問先のみ)
記帳代行支援サービスのライセンスを割り当てている顧問先が弥生会計製品を使用していない場合は、顧問先が記帳代行用ツールの利用を承諾することで、スマート証憑管理を使用できるようになります。- 会計事務所から顧問先に記帳代行用ツールの利用を依頼します。
記帳代行用ツールの利用を顧問先に依頼する - 顧問先が記帳代行用ツールの利用手続きを行います。
記帳代行用ツールを使えるようにする
顧問先が記帳代行用ツールを利用するには、事前に事業所データを連携しておく必要があります。
弥生会計の事業所データと顧問先を連携する詳細は以下の記帳代行支援サービス導入ガイドを参照してください。
記帳代行支援サービス導入ガイド - 会計事務所から顧問先に記帳代行用ツールの利用を依頼します。
スマート証憑管理での連携設定
顧問先のスマート証憑管理を起動して、連携する事業所データ設定します。
- マイポータル(Web)の[顧問先(会員)一覧]から、該当の顧問先をクリックします。
顧問先の情報が表示されます。 - 「スマート証憑管理」の横にある[起動]をクリックします。
顧問先の「スマート証憑管理」が表示されます。 - メニューの[設定]をクリックします。
- [会計連携設定]をクリックします。
- [連携しない]をクリックして[連携する]にします。
- 「連携する事業所データ/サービス」で連携する顧問先の事業所データを選択します。
- [更新する]をクリックします。記帳代行支援サービスでアップロードした証憑を顧問先のスマート証憑管理で確認できるようになります。
顧問先のスマート証憑管理の利用が制限されるケース
- 顧問先が弥生会計製品を使用している場合
顧問先の契約状態にかかわらず、以下いずれかにあてはまる場合は、会計事務所は顧問先のスマート証憑管理へアクセスできなくなります。
- 契約情報取得の申請/承認の状態を取り消した場合
- 会計事務所が弥生PAP会員を退会した場合
また、顧問先の契約状態により、顧問先自身のスマート証憑管理の機能が制限(※)される場合、会計事務所も同様に機能が制限(※)されます。
- 顧問先が弥生会計製品を使用していない場合(記帳代支援サービスの対象顧問先のみ)
以下いずれかにあてはまる場合は、顧問先のスマート証憑管理について、会計事務所と顧問先の双方で利用が制限されます。
状態 操作 会計事務所
(顧問先のスマート証憑管理)記帳代行顧問先 記帳代行ライセンスの解除 会計事務所 機能制限(※) 機能制限(※) 記帳代行サービスの解約 会計事務所 機能制限(※) 機能制限(※) 契約情報取得の申請/
承認を取り消し会計事務所/顧問先 アクセス不可 機能制限(※) 弥生PAP会員を退会 会計事務所 アクセス不可 機能制限(※)
(※)機能制限の詳細は スマート証憑管理の利用条件を満たさない場合の機能制限について を参照してください。