前々年に提出すべきであった法定調書の提出枚数が「100枚以上」であるものは、eLTAX、e-Taxまたは光ディスクなどによる電子提出が必要です。
電子的提出の義務化に該当するかについては、以下のページで確認できます。
法定調書の電子的提出への対応
電子提出を行う場合は、弥生給与 Nextから電子申告データ(CSVファイル)を出力して、eLTAX対応ソフトウェア「PCdesk」で読み込み、電子申告を行います。
「PCdesk」については、以下のeLTAX地方税ポータルシステムのページで確認してください。
PCdeskの特徴と取得方法(eLTAX地方税ポータルシステム)
ログインユーザーがマイナンバー取扱担当者でない場合
「マイナンバー取扱担当者でない場合、電子申告用のデータ出力は行えません。」と表示され、電子申告用データの出力を行うことができません。
操作する給与業務担当者に「マイナンバー取扱担当者」の権限を設定する必要があります。
権限管理の設定
従業員に配布する源泉徴収票
電子提出を行う場合でも、従業員に源泉徴収票を配布する必要があります。
従業員への源泉徴収票の配布準備を行う
「PCdesk」で直接入力が必要な帳票
以下の帳票は電子提出データとして取り込むことができないため、「PCdesk」で直接入力してください。
- 給与支払報告書(総括表)
- 法定調書合計表
普通徴収対象者を電子申告で提出する場合
普通徴収対象者を電子申告で提出する場合、特別徴収できない理由を摘要欄に記載する必要があります。
電子申告で普通徴収対象者を提出する場合
電子申告データの出力
源泉徴収票と給与支払報告書(個人別明細書)を電子申告データとして出力します。
- メニューの[手続き]から[〇〇年分 年末調整手続き]を選択します。
- やることリストの「電子申告データの出力」で[ダウンロードする帳票の選択]をクリックします。 [電子申告データのダウンロード]画面が表示されます。
- 従業員ごとに「ダウンロードする帳票」を確認します。
追加情報を入力する
追加情報は従業員ごとに設定します。
- 「情報を追加」の「未設定」をクリックします。
- 表示された画面で必要に応じて情報を入力し、[保存]をクリックします。
- [訂正または追加情報を出力する]にチェックを付けます。
追加情報については、以下のeLTAX地方税ポータルシステムのページにある「PCdesk利用者向け」-「PCdeskマニュアル(ガイド編)」などで確認してください。
各種ドキュメント(eLTAX地方税ポータルシステム) - [CSVダウンロード]をクリックします。電子申告データ(CSVファイル)がダウンロードされます。
ダウンロードしたZipファイルに出力結果のログファイルがある場合は、ログファイルの内容に従ってデータを修正してください。
電子申告データ(CSVファイル)が出力されない - ダウンロードした電子申告データを「PCdesk」に取り込みます。
詳しい操作方法は、以下のページで確認してください。
eLTAXのご利用の流れ(eLTAX地方税ポータルシステム)
電子申告データ(CSVファイル)を編集しないでください
電子申告データ(CSVファイル)をExcelで開いて保存したり、テキストエディターなどを使用して編集したりすると、「PCdesk」と正しく連携できなくなります。
電子申告データ(CSVファイル)は、出力後、そのまま「PCdesk」に取り込んでください。
電子申告データ(CSVファイル)の安全管理について
電子申告データ(CSVファイル)に従業員や家族のマイナンバーが含まれています。
インポート完了後にはすみやかに削除するなど、電子申告データ(CSVファイル)の安全管理を適切に行ってください。
データの訂正や追加を行う場合
データの訂正や追加を行う場合は、[訂正または追加情報を出力する]にチェックを付けて、[提出区分]で「追加」「訂正」のいずれかを選択します。