慶弔休暇やリフレッシュ休暇、夏季休暇など、独自の休暇の作成が可能です。
目次
確認事項: 「減算」と「加算」の違い
休暇の計算方法には「加算」と「減算」があります。本記事では、休暇の残日数を管理する「減算」休暇の作成方法を説明します。
計算方法 | 説明 | ヘルプ |
加算 | 休暇の残日数は管理せず、取得日や日数だけを管理したい場合に利用します。 休暇の付与は必要はありません。 | 「 残日数管理しない休暇の作成方法(加算タイプ) 」をご参照ください。 |
減算 | 休暇の残日数を管理する場合に利用します。残日数、付与日、付与日数、取得日、取得日数の管理が可能です。 | 本記事を参照してください。 |
特殊な休暇・休日の管理方法
次の休暇・休日については、それぞれのリンクより設定方法をご参照ください。
【手順1】休暇区分設定
- 設定 > スケジュール > 休暇区分設定 を開きます。
- [新規登録]をクリックし、以下の項目を入力します。
番号 項目名 説明 1 名称 休暇の名称を100文字以内で入力します(「慶弔休暇」など)。 2 半休 半休を使用するかどうかを選択します。 3 休暇取得による休暇数の計算方法 「減算」を選択します。
※この項目は、登録後は変更できなくなります。4 有効期間 休暇の有効期間を、貴社の就業規則に合わせて入力します(「付与後6ヶ月」、「付与後1年間」など)。
「有効期限を雇用区分毎の締め日とする」にチェックを入れると、休暇の有効期限をその月度の締め日まで延長するようになります。5 時間単位休暇 時間単位休暇を使用するかどうかを選択します。
付与された休暇のうち、1年間で時間単位の休暇として取得できる日数を制限したい場合は、「使用する(最大1~5日分)」を選択します。 - 必要に応じてその他の項目を入力し、[登録]をクリックします。※各項目の詳しい説明は「
「休暇区分設定」の設定方法
」をご参照ください。
休暇区分を作成すると、タイムカードの日数集計欄に休暇集計項目が追加されます。その月度内の取得日数と、残日数を確認できます。
【手順2】雇用区分設定
作成した休暇を出勤率の計算対象に含めるかどうかを設定します。出勤率は有休付与日数の計算に利用されます。
- 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 を開き、対象雇用区分の[編集]をクリックします。
- 休暇関連カテゴリ > 有休付与 にて、[有休付与関連設定]をクリックします。
- 「付与算出基準となる勤務日数・全労働日数として数える日」の表にて、対象の休暇区分の「勤務日」と「全労働日」のチェック有無を設定し、登録します。
出勤したとみなす場合
勤務日:チェックあり
全労働日:チェックあり欠勤扱いとする場合
勤務日:チェックなし
全労働日:チェックあり出勤率算出の対象外とする場合(出勤 / 欠勤扱いにしない)
勤務日:チェックなし
全労働日:チェックなし
勤務日数と全労働日は、「有給休暇付与機能」の出勤率の計算に利用されます。
「有給休暇付与機能」の設定方法
出勤率 = 勤務日数 ÷ 全労働日数 × 100
【手順3】半休、時間休、休暇みなし勤務時間の事前設定
必要に応じて、それぞれ以下の記事を参考に設定してください。
半休の設定方法
時間休の設定方法
休暇取得時にみなし労働時間を計上する方法(休暇みなし勤務時間)
補足1:休暇残日数の付与方法
休暇残日数の付与方法は、「 各種休暇の手動付与方法 」をご参照ください。
補足2:休暇の取得方法
休暇の取得方法は「 休暇の取得方法 」をご参照ください。