決算書を作成します。決算書の画面では、決算書項目管理の設定に従って、各決算書項目の金額が集計されます。
決算書の作成前に、決算を行う会計期間であることを確認してください。
決算書の作成は、メニューの[決算]から[決算書]を選択して表示される決算書の画面で行います。決算書の画面から、決算書の書式の設定や決算書項目設定を行うこともできます。
決算書の書式設定
決算書の書式は、決算書の画面の[書式設定]をクリックして設定します。
項目 | 説明 |
表紙の印字設定 | 決算書の表紙に印字するタイトル等を設定します。 |
販売費及び一般管理費内訳書 | 損益計算書の「販売費及び一般管理費」の内訳を別表で作成するかを設定します。別表で作成しない場合、損益計算書に内訳が記載されます。 |
利益がマイナスになるときの表記 | 利益がマイナスのときの項目名の表記を「損失」に切り替えるかを設定します。 例: 「損失」に切り替える:当期純損失 80,000 「利益」のまま :当期純利益△80,000 |
貸借対照表の「当期純利益(損失)金額」の出力 | 貸借対照表に「(うち当期純利益(損失))」を表示するかを設定します。 |
年の表示形式 | 決算書の年の記載を西暦にするか、和暦にするかを設定します。 |
決算書項目の確認と設定
決算書の画面の[決算書項目管理]をクリックすると、決算書に表示する項目(決算書項目)と、決算書項目に集計する勘定科目を設定する決算書項目管理が表示されます。この設定に従って、決算書の金額が集計されます。
決算書項目を設定する
初期設定の勘定科目は決算書項目に割り当てられています。必要に応じて変更できます。追加した勘定科目がある場合は決算書項目への割り当てをする必要があります。
決算書に割り当てられていない勘定科目がある場合
画面上部に以下のメッセージが表示された場合は、「こちら」をクリックします。決算書項目管理の画面が表示されるので、決算書項目管理の画面のメッセージに従って決算書項目を割り当てます。
「決算書項目に割り当てられていない勘定科目が存在します」と表示された場合
なお、複数のエラーがある場合は、「エラー項目があります。クリックして詳細をご確認ください。」と表示されるので「詳細」をクリックしてエラー内容を確認してください。
決算書の作成
決算書の書式設定や決算書項目管理の設定に従って決算書が作成されます。
各タブを切り替えて、決算書類の内容を確認します。
貸借対照表 | 決算書項目管理の設定に従って、自動集計されます。集計された金額について確認したい場合は、[残高試算表]をクリックして残高試算表を表示することができます。 |
損益計算書 | |
販売費及び一般管理費 | |
製造原価報告書 | |
株主資本等変動計算書 社員資本等変動計算書 | 事業所の設定で、事業所の[種別]が[株式会社]の場合は「株主資本等変動計算書」、[合同会社]の場合は「社員資本等変動計算書」になります。 必要に応じて、当期変動額に変動事由の項目を追加して金額を入力します。
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個別注記表 | 自由に記載することができます。 個別注記表については 個別注記表とは何ですか?作成する必要はありますか? を参照してください。 |
決算書のエクスポート
決算書をPDFファイルで保存できます。印刷する場合は出力したPDFファイルを開いて印刷します。
- 決算書の画面で、[決算書エクスポート]をクリックします。
- 出力対象にチェックを付けて、[エクスポート]をクリックします。
- 選択した決算書類を出力したPDFファイルが保存されます。