
2025年5月以降、今までPDF送信を行うことができていた宛先へのメール送信で、以下の現象の発生を確認しています。それぞれの現象と対処方法をご確認ください。
【送信失敗】という通知メールが自社メールアドレスに届く
2025年5月15日以降、今までPDF送信を行うことができていた宛先であってもメールが届かず、【送信失敗】メールが自社メールアドレスに届くことがあります。
本現象が発生する原因は調査中です。
お急ぎの場合は、PDFファイルを作成してメールに添付して送信する方法での対応をご検討ください。
はじめてPDF送信を行うメールアドレスで【送信失敗】が発生した場合
メールアドレスが正しく登録されているか、得意先台帳(仕入先台帳)に登録した取引先メールアドレスを確認してください。
【送信失敗】になる原因の詳細を確認したい場合
今までPDF送信を行うことができていたメールアドレスで【送信失敗】が発生する場合、複数の原因が考えられます。原因の詳細を確認したい場合は、カスタマーセンターへご連絡ください。
PDF送信の宛先(To、またはCC)へメールが届かず、【送信失敗】メールも届かない
2025年6月2日~6月4日に、PDF送信の宛先(To、またはCC)へメールが届かず、【送信失敗】メールも届かない現象が発生していました。
【送信失敗】メールが届かない場合もメールの送信処理は行われており、最長72時間リトライ処理が実行されます。このため、実際にPDF送信を行った時刻とメールの着信時刻に時差が生じる可能性があります。
本現象が発生する原因は調査中です。
メールが送信中かどうかのステータスは弥生販売やスマート証憑管理で確認することができません。
メールの送信ができなかった場合、自社のメールアドレスへ【送信失敗】メールが届きます。
PDF送信したメールから証憑を開いたかどうかは、スマート証憑管理の開封状況で確認することができます。
弥生販売、Misocaから保存した証憑の確認
取引先にメールが届いているか確認することが難しい場合や、スマート証憑管理の開封状況が「開封済み」にならない場合は、以下のどちらかの方法で証憑の再送信を行ってください。
- スマート証憑管理で証憑を開くためのURLを再発行して、メールに添付する
弥生販売からPDF送信した取引先へのメールを再送信する - 弥生販売の[印刷]画面でPDFファイルを作成して、メールに添付する
メールに添付して送信する方法
PDFファイルをメールに添付して送信する方法
スマート証憑管理を利用せずPDFファイルをメールで送信するには、以下の操作を行います。
- 弥生販売でPDFファイルを作成する
- PDFファイルを自社で使用しているメーラーに添付して、取引先へメール送信する
電子帳簿保存法第7条(電子取引)への対応
弥生販売の[印刷]画面でPDFファイルを作成しても、スマート証憑管理に証憑の控えは自動で連携されません。
電子帳簿保存法第7条(電子取引)に対応できる方法で証憑の控えを保存し、保存方法またはメール送信の方法について事務処理規定を作成する必要があります。
電子帳簿保存法への対応についての詳細は、以下の目次から「電子帳簿保存法第7条(電子取引)への対応(スマート証憑管理を利用)」を確認してください。
弥生販売は電子帳簿保存法に対応していますか?
スマート証憑管理への保存は以下のどちらかの方法で対応します。
- 弥生販売の[印刷]からスマート証憑管理に自動連携する
[印刷]画面で「控えをスマート証憑管理に保存する」にチェックを付けると、スマート証憑管理に証憑を自動保存できます。スマート証憑管理の[電帳法種別]は「電磁的記録」になります。
[電帳法種別]は電子帳簿保存法の保存要件でありません。「控えをスマート証憑管理に保存する」で保存している他の証憑を区別したい場合は、アップロードした証憑を開き「メモ」欄に電子取引である旨を記載することをご検討ください。
- 作成したPDFファイルをスマート証憑管理に手動アップロードする
アップロードは一度に10件ずつ行うことができます。手順の詳細は以下を確認してください。
自社から発行した証憑を保管(アップロード)する
弥生販売でPDFファイルを作成する方法
- 証憑を作成する画面で[印刷]をクリックします。
- [書式]欄でPDF送信を行っている書式を選択します。
- [プリンター]の[名前]で[PDFファイルの作成]を選択します。
- [印刷プレビュー]をクリックして、作成するPDFファイルの表示を確認します。
表示される項目や金額が異なる場合、[印刷]画面の[書式の設定]をクリックして、設定を変更します。
[PDF送信]画面の[書式の設定]と見比べて設定することをお勧めします。 - 必要に応じて、「控えをスマート証憑管理に保存する」にチェックを付けます。
このチェックを付けると、作成したPDFファイルを控えとしてスマート証憑管理に保存できます。
- [印刷実行]をクリックします。
- [名前を付けて保存]が表示されます。
ファイルを保存する場所を選択し、[ファイル名]欄にわかりやすい名前を入力して[保存]をクリックします。
作成したPDFファイルのファイル名には、得意先(仕入先)コード等が付与されます。
ファイル作成ルールについての詳細は、以下を確認してください。
見積書や売上伝票(納品書)、請求書などをPDFファイルで保存したい