[従業員<個人別>]画面の[社保]タブでは、社会保険に関する設定を行います。
標準報酬月額を選択することで各保険料が自動計算されます。
事業所の社会保険への加入有無や保険料負担率については[給与規定]画面の[社会保険]タブで設定します。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[従業員]をクリックします。 [従業員<個人別>]画面が表示されます。
- [表示]から社会保険の設定をする従業員を選択し、[社保]タブをクリックして各項目を設定します。
社会保険料は、[R]ボタンで選択した標準報酬月額に[給与規定]画面で設定した保険料(掛金)負担率を乗じて自動的に計算されます。
保険料は必要に応じて直接手入力することもできます。手入力した保険料を自動計算の状態に戻すには、標準報酬月額を選択し直します。
[社保]タブ項目 説明 2以上の事業所勤務 2つ以上の社会保険適用事業所に勤務している場合は、チェックを付けます。チェックを付けると、保険料の自動計算は行われません。年金事務所から通知された納付金額を[保険料]に直接入力してください。 産前産後・育児休業 産前産後・育児休業により休職する場合は、チェックを付けます。チェックを付けると、社会保険料が0円になります。 被保険者区分 パートタイマーまたは短時間労働者に該当する場合は選択します。 標準報酬月額の選択 [R]をクリックすると標準報酬月額表が表示されます。
該当する標準報酬月額をクリックして選択します。適用月度 標準報酬月額を改定した給与月度が表示されます。
※初期値は「令和2年(2020年)9月」です。種別 [社保]タブの「種別」には、厚生年金被保険者の種別が表示されます。 - 第1種[1]:第一種被保険者(男性)
厚生年金の被保険者である男子の場合に表示されます。 - 第2種[2]:第二種被保険者(女性)
厚生年金の被保険者である女子の場合に表示されます。 - 特例第1種[5]:特例第一種被保険者(厚生年金基金に加入の男性)
厚生年金基金の加入員である男子の場合に表示されます。 - 特例第2種[6]:特例第二種被保険者(厚生年金基金に加入の女性)
厚生年金基金の加入員である女子の場合に表示されます。
健康保険 被保険者 健康保険の被保険者に該当する場合はチェックを付けます。チェックを付けると、[R]ボタンで選択した標準報酬月額と給与規定で設定した保険料(掛金)負担率から等級、保険料が計算されます。
従業員の生年月日を入力している場合は、生年月日を基に健康保険の資格喪失者が自動的に判定され、チェックが外れます。取得日 初期値では入社年月日が資格取得日として表示されます。必要に応じて修正します。 被保険者整理番号(厚年整理番号) 被保険者整理番号(厚年整理番号)を半角6文字以内で入力します。被保険者整理番号(厚年整理番号)は算定基礎届と月額変更届に印刷されます。 賞与からも徴収 [健康保険]の[被保険者]にチェックが付いている場合、初期値でチェックが付きます。標準賞与額と給与規定で設定した保険料(掛金)負担率から保険料が計算され、賞与明細に表示されます。 介護保険 給与で保険料を徴収 介護保険の被保険者に該当する場合はチェックを付けます。チェックを付けると、[R]ボタンで選択した標準報酬月額と給与規定で設定した保険料(掛金)負担率から保険料が計算されます。
従業員の生年月日を入力している場合は、生年月日を基に介護保険の対象者が自動的に判定され、チェックが付きます。賞与で保険料を徴収 賞与から介護保険料を徴収する場合はチェックを付けます。チェックを付けると、標準賞与額と給与規定で設定した保険料(掛金)負担率から保険料が計算され、賞与明細に表示されます。
従業員の生年月日を入力している場合は、生年月日を基に介護保険の対象者が自動的に判定され、チェックが付きます。厚生年金保険 被保険者 厚生年金保険の被保険者に該当する場合はチェックを付けます。チェックを付けると、[R]ボタンで選択した標準報酬月額と給与規定で設定した保険料(掛金)負担率から等級、保険料が計算されます。
従業員の生年月日を入力している場合は、生年月日を基に厚生年金保険の免除対象者が自動的に判定され、チェックが外れます。取得日 初期値では入社年月日が資格取得日として表示されます。必要に応じて修正します。 年金手帳の記号番号 年金手帳(厚生年金保険など)の記号番号を半角4文字+半角6文字で入力します。 賞与からも徴収 [厚生年金保険]の[被保険者]にチェックが付いている場合、初期値でチェックが付きます。標準賞与額と給与規定で設定した保険料(掛金)負担率から保険料が計算され、賞与明細に表示されます。 厚生年金基金 加入員 厚生年金基金の加入員に該当する場合はチェックを付けます。チェックを付けると、[R]ボタンで選択した標準報酬月額と給与規定で設定した保険料(掛金)負担率から掛金が計算されます。
従業員の生年月日を入力している場合は、生年月日を基に厚生年金基金の免除対象者が自動的に判定され、チェックが外れます。取得日 初期値では入社年月日が資格取得日として表示されます。必要に応じて修正します。 加入員番号 厚生年金基金の加入員番号を半角10文字以内で入力します。 賞与からも徴収 [厚生年金基金]の[被保険者]にチェックが付いている場合、初期値でチェックが付きます。標準賞与額と給与規定で設定した保険料(掛金)負担率から掛金が計算され、賞与明細に表示されます。 社会保険料を徴収しなくなった場合
標準報酬月額を設定後に、標準報酬月額を「0」に戻すことはできません。社会保険料を徴収しなくなった場合は、[被保険者]や[加入員]のチェックを外してください。
- 第1種[1]:第一種被保険者(男性)