やよいの顧客管理では、弥生販売の得意先台帳データを顧客台帳に、売上伝票データを履歴/予定帳にインポートするための「インポート書式」が用意されています。
弥生販売からのテキスト書き出し(エクスポート)
やよいの顧客管理にインポートする得意先台帳データや売上伝票データのエクスポートを行います。
台帳データのエクスポート 伝票データのエクスポート数量や単価などの端数処理について
弥生販売では数量や単価などを小数点以下4桁まで管理できます。ただし、やよいの顧客管理で管理できるのは、小数点以下2桁までです。
そのため、弥生販売データをインポートすると、やよいの顧客管理の[基本情報]画面の設定内容により、数量や単価などは小数点第3位で端数処理されます。
自社情報の設定([基本情報]画面)
弥生販売の年表示に合わせてください
弥生販売データをやよいの顧客管理にインポートする際、弥生販売とやよいの顧客管理の年表示が一致していないと、日付が正しくコンバートされないことがあります。インポート前に必ずやよいの顧客管理の年表示を確認し、弥生販売の年表示に合わせてください。やよいの顧客管理の年表示は、クイックナビゲータの[導入]カテゴリまたは[事業所データ]カテゴリの[基本情報]をクリックし、表示される[基本情報]画面の[表示]タブで確認できます。
得意先台帳データのインポート
やよいの顧客管理では、弥生販売の得意先台帳データを簡単にインポートするための、次の「インポート書式」が用意されています。
インポート書式 | インポート可能なデータ |
「弥生販売 得意先台帳データ」 | 弥生販売07以降および弥生販売NE 06の得意先台帳データ |
「弥生販売 得意先台帳データ(06以前)」 | 弥生販売06以前(弥生販売NE 06は除く)の得意先台帳データ |
弥生販売の得意先台帳データのインポート書式と、やよいの顧客管理の[顧客台帳]画面の項目の対比は、次のとおりです。
弥生販売(インポート元) | やよいの顧客管理 (インポート先) |
備考 |
コード | コード | |
名称 | 会社名 | |
フリガナ | 会社名フリガナ | 50文字までインポート可能。51文字を超えるとインポートエラーが発生する。 |
郵便番号 | 会社-郵便番号 | やよいの顧客管理の[連絡先]で「会社」を選択している際に表示される[郵便番号]、[住所1]、[住所2]にインポート。 |
住所1 | 会社-住所1 | |
住所2 | 会社-住所2 | |
部署名 | 部署 | |
役職名 | 役職 | |
ご担当者 | 氏名 | |
敬称 | (敬称) | やよいの顧客管理の[氏名]の右にあるボックスにインポート(やよいの顧客管理に[敬称]という文字列はない)。 |
TEL | 会社-電話 | やよいの顧客管理の[連絡先]で「会社」を選択している際に表示される[電話]、[FAX]、[E-mail]、[URL]にインポート。 |
FAX | 会社-FAX | |
メールアドレス | 会社-E-mail | |
ホームページ | 会社-URL | |
メモ欄 | メモ |
[性別]や[連絡先]など、弥生販売の得意先台帳データに設定がない項目には、インポート時に初期値が設定されます。必要に応じてインポート後に変更してください。
あらかじめ用意されている、弥生販売のインポート書式の設定内容を変更すると、上記の対比表以外の項目を、弥生販売からやよいの顧客管理にインポートすることもできます。
弥生販売の仕入先台帳データや商品台帳データ
弥生販売の仕入先台帳データや商品台帳データを、やよいの顧客管理にインポートする場合は、以下の手順で行う必要があります。
- [ファイル]メニューの[インポート]から[台帳インポート]をクリックします。 [台帳インポートウィザード]が表示されます。説明を読み終わったら、[次へ]をクリックします。
- [顧客台帳]を選択して、[次へ]をクリックします。
- インポートする得意先台帳データを選択して、[次へ]をクリックします。
ファイルの場所を変更する場合は、[参照]をクリックします。
- インポートする得意先台帳データの情報を設定して、[次へ]をクリックします。
区切り文字 インポートする得意先台帳データの、各項目間の区切り文字を選択します。
ここでは、弥生販売から得意先台帳データをエクスポートする際に、[テキストファイル出力]画面の[形式]で選択した区切り文字と同じ区切り文字を選択します。インポート開始行 インポートする得意先台帳データの上から何行目からインポートするかを入力します。
ここでは、「1」と入力します。 - [インポート書式]から「弥生販売 得意先台帳データ」または「弥生販売 得意先台帳データ(06以前)」を選択して、[開始]をクリックします。
弥生販売07以降および弥生販売NE 06のデータをインポートする場合は「弥生販売 得意先台帳データ」を選択します。
弥生販売06(弥生販売NE 06は除く)以前のデータをインポートする場合は、「弥生販売 得意先台帳データ(06以前)」を選択します。
[インポート書式]の「弥生販売 得意先台帳データ」で用意されている項目以外をインポートする場合は、[項目名称]から該当する項目を選択します。
インポートが開始されます。インポートが終了すると、インポート結果が一覧表示されます。 - インポート結果を確認して、[次へ]をクリックします。
[インポートリスト印刷]をクリックすると、インポート結果を印刷できます。
[エラーリスト印刷]をクリックすると、エラーの内容を印刷できます。
- [完了]をクリックします。
[キャンセル]をクリックすると、インポートする前の状態に顧客データを戻すことができます。
エラーが表示された場合
やよいの顧客管理では、インポートする項目の文字種、全角/半角、桁数、日付の範囲などをチェックします。エラーが表示された場合は、エラーの内容とインポートするテキストファイルの内容を確認してください。
売上伝票データのインポート
やよいの顧客管理では、弥生販売の「売上明細表」からエクスポートした、売上伝票データをインポートするための次の「インポート書式」が用意されています。
インポート書式 | インポート可能なデータ |
「弥生販売 売上伝票データ」 | 弥生販売07以降および弥生販売NE 06の売上伝票データ |
「弥生販売 売上伝票データ(06以前)」 | 弥生販売06以前(弥生販売NE 06は除く)の売上伝票データ |
「商品」の情報について
弥生販売の売上伝票データをインポートする前に、弥生販売で使用している商品をやよいの顧客管理に登録しておく必要があります。また、弥生販売で商品名を変更した場合は、やよいの顧客管理でも商品名を変更する必要があります。
顧客台帳データ、補助台帳データのインポート
和暦6桁のときの元号の判定について
インポートデータに和暦6桁(YYMMDD)の日付が含まれる場合は、YYの数値によって自動的に元号を判定します。
平成20年以前の日付が含まれる売上データをインポートする場合は
弥生販売の売上伝票データをやよいの顧客管理にインポートする際の注意点
を確認してください。
弥生販売の売上伝票データのインポート書式と、やよいの顧客管理の[履歴/予定帳]画面の項目の対比は、次のとおりです。
弥生販売(インポート元) | やよいの顧客管理 (インポート先) |
備考 |
- | 済 | すべての行にチェックが付いた状態でインポート。 |
売上日 | 日付 | 和暦6桁の場合は、元号を自動判定します。 弥生販売の売上伝票データをやよいの顧客管理にインポートする際の注意点 |
得意先(コード) | コード、氏名、会社名 | やよいの顧客管理に登録されているコードと一致した場合のみインポート。 |
内訳 | - | 弥生販売の売上伝票データの明細行内訳が「伝票摘要(0)」、「摘要(5)」、または「メモ(6)」の場合は、その明細行はインポートされない。 |
商品名 | 商品 | やよいの顧客管理に登録されている商品と一致した場合のみインポート。 |
数量 | 数量 | [基本情報]画面の[端数処理]の設定内容により、小数点第3位で端数処理される。 |
単価 | 単価 | |
金額 | 金額 |
また、あらかじめ用意されている、弥生販売のインポート書式の設定内容を変更すると、上記の対比表以外の項目を、弥生販売からやよいの顧客管理にインポートすることもできます。
外税/伝票計、外税/請求時調整、外税/手入力の売上伝票がある場合
弥生販売で登録した伝票に、[税転嫁]が「外税/伝票計」、「外税/請求時調整」、「外税/手入力」の伝票がある場合は、弥生販売の売上明細表で伝票データをエクスポートする際に、[売上明細表条件設定]画面の[その他]タブの[内訳]で「消費税」を選択しないで集計してください。
- [ファイル]メニューの[インポート]から[履歴/予定インポート]をクリックします。 [履歴/予定インポートウィザード]が表示されます。説明を読み終わったら、[次へ]をクリックします。
- [履歴/予定区分]から「販売」を選択して、[次へ]をクリックします。
- インポートする売上伝票データを選択して、[次へ]をクリックします。
ファイルの場所を変更する場合は、[参照]をクリックします。
- インポートする売上伝票データの情報を設定して、[次へ]をクリックします。
区切り文字 インポートする売上伝票データの、各項目間の区切り文字を選択します。
ここでは、弥生販売から売上伝票データをエクスポートする際に、[テキストファイル出力]画面の[形式]で選択した区切り文字と同じ区切り文字を選択します。インポート開始行 インポートする売上伝票データの上から何行目からインポートするかを入力します。
ここでは、「1」と入力します。 - [インポート書式]から「弥生販売 売上伝票データ」または「弥生販売 売上伝票データ(06以前)」を選択して、[開始]をクリックします。
弥生販売07以降および弥生販売NE 06のデータをインポートする場合は「弥生販売 売上伝票データ」を選択します。
弥生販売06(弥生販売NE 06は除く)以前のデータをインポートする場合は、「弥生販売 売上伝票データ(06以前)」を選択します。
[インポート書式]の「弥生販売 売上伝票データ」で用意されている項目以外をインポートする場合は、[項目名称]から該当する項目を選択します。
インポートが開始されます。インポートが終了すると、インポート結果が一覧表示されます。 - インポート結果を確認して、[次へ]をクリックします。
[インポートリスト印刷]をクリックすると、インポート結果を印刷できます。
[エラーリスト印刷]をクリックすると、エラーの内容を印刷できます。
- [完了]をクリックします。
[キャンセル]をクリックすると、インポートする前の状態に顧客データを戻すことができます。
エラーが表示された場合
やよいの顧客管理では、インポートする項目の文字種、全角/半角、桁数、日付の範囲などをチェックします。エラーが表示された場合は、エラーの内容とインポートするテキストファイルの内容を確認してください。