帳票レイアウトの編集の流れについて説明します。
ここでは、見積書のレイアウトテンプレートの編集を例に操作手順を説明します。他の帳票のレイアウトテンプレートも同様の手順で編集することができます。
- [メニュー]タブの[日常業務]カテゴリをクリックします。
- [見積書の作成]をクリックします。
[見積書]タブが開いて、通常使用するレイアウトに設定したレイアウトテンプレートが開きます。初回使用時は標準のテンプレートが開きます。
帳票レイアウト編集画面の画面構成
通常使用するレイアウトテンプレートの設定 - [レイアウトオプション]パネルの[レイアウト]タブから、編集する帳票のレイアウトテンプレートをクリックします。 選択したレイアウトテンプレートが表示されます。
- [レイアウト]タブの[編集]をクリックします。
レイアウト編集画面が表示されます。
自社の専用用紙や汎用用紙などのレイアウトを作成する場合
弥生で用意しているテンプレート以外のレイアウトを作成する場合は、作成したい帳票のイメージに似ているテンプレートを選択して、そのレイアウトを編集すると、スムーズにレイアウトを作成できます。
テンプレートとして用意している弥生の専用用紙は、サプライ用品ご注文ページ のサプライ用品ガイド(PDF)で確認できます。<専用用紙のレイアウトテンプレートを選択した場合>
専用用紙のレイアウトテンプレートを選択して、[レイアウト]の[編集]をクリックすると、次のメッセージが表示されます。- 「はい」を選択した場合
すべての項目を編集できるレイアウトを作成します。
罫線付きの帳票を作成する場合には、「はい」を選択します。
- 「いいえ」を選択した場合
既定の印刷項目(あらかじめ弥生の専用用紙に印刷されている項目や罫線)以外を編集できるレイアウトを作成します。作成されたレイアウトでは、既定の印刷項目の編集や用紙サイズの変更は行えません。また、既定の印刷項目は、印刷されません。
専用用紙の明細部などを編集したい場合
表(テーブル)の列見出しや明細行の罫線など、既定の印刷項目(あらかじめ弥生の専用用紙に印刷されている項目や罫線)を編集したい場合は、上記メッセージで「はい」を選択してください。
レイアウトプロパティの編集
「はい」を選択した場合には、既定の印刷項目を編集することができ、既定の印刷項目も印刷されます。
あらかじめ項目などが印刷されている用紙に、編集したレイアウトを使用して帳票を作成する場合には、既定の印刷項目に該当する部分が二重で印刷されないようご注意ください。
例えば、罫線が二重で印刷されないよう、編集時に表のレイアウトプロパティでテーブル罫線を削除するなどしてください。 - 「はい」を選択した場合
- 項目や明細部の表(テーブル)を操作して、レイアウトを編集します。
[レイアウト]タブの[コントロール]から項目を追加したり、項目のプロパティを変更したりして、レイアウトを編集します。
帳票レイアウトの編集でできること
レイアウトプロパティの編集 - [変更を保存する]をクリックします。
編集したレイアウトをオリジナルのレイアウトテンプレートとして保存します。
- 保存するレイアウトテンプレートの名前を入力して、[OK]をクリックします。
- 帳票作成画面に戻ります。
新しく作成したレイアウトテンプレートにデータを入力して帳票を作成します。
帳票の作成
保存したレイアウトテンプレートの利用
[変更を保存する]で保存したレイアウトは、レイアウトテンプレートとして、帳票作成画面の[レイアウト]タブから利用することができます。保存したレイアウトテンプレートを毎回使用する場合
帳票を作成するときに、毎回同じレイアウトテンプレートを使用するには、[通常使用するレイアウトの設定]を行います。
タイル形式の帳票
タイル形式の帳票とは、1枚の用紙に同じレイアウトの帳票を複数印刷する帳票のことです。タイル形式の帳票は次の3種類があります。
- 宛名ラベル
- 領収証
- 合計請求書
タイル形式の帳票は、印刷用紙全体の編集ではなく、用紙イメージの左上(または最上段)の帳票でレイアウトを編集します。
編集したレイアウトが他の箇所へも反映されます。