弥生会計 スタンダード/プロフェッショナルを既にお使いのお客さまが弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザーへ移行される場合は、以下の手順でセットアップを行います。
サーバーコンピューター:親機で行う作業
- データベース(SQL Server Express)のインストール
- マルチユーザー形式への変換
- ライセンス認証の変更
- 事業所データを使用するユーザーの登録
クライアントコンピューター:子機で行う作業
- 弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザーのインストール
- 弥生会計とデータベース(SQL Server)を結びつけるための接続設定
弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザーでは、「データの保存と操作を行うコンピューター(サーバー兼クライアント)」と、「操作のみ行うコンピューター(クライアント)」に役割を分担して、各コンピューターにプログラムをセットアップする必要があります。
ここでは弥生会計 スタンダード/プロフェッショナルと同じコンピューターにデータを保存する場合を例に、手順を説明します。
データの保存と弥生製品の操作を行うコンピューター(サーバーコンピューター:親機)
- データベース(SQL Server Express)のインストールを行います。
データベースのインストール方法(弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザー/AE)
データベースをインストールする際の「saパスワード」は、この後の手順で必要になります。
パスワードを忘れないようにしてください。 - データベースのインストールが完了したら、YAYOIインスタンスが動作しているか確認します。 YAYOIインスタンスの起動確認
- [データ形式移行ウィザード]で、弥生会計 スタンダード/プロフェッショナルのデータを弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザーで使用できる形式(マルチユーザー形式)に変換します。 事業所データをマルチユーザー形式に変換する方法
- ライセンスを弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザーに変更します。
- [弥生 マイポータル]を開き、[設定・確認]-[弥生 ライセンス認証管理]をクリックします。
- 製品の一覧から[弥生会計(認証済)]をクリックします。
- [ライセンスを変更する]をクリックします。
- [ライセンス認証の解除を開始する]をクリックします。
弥生製品登録番号の画面が表示されます。 - 弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザーの弥生製品登録番号とサービス契約ID(お客様番号)を入力し、[処理を開始する]をクリックします。
- ライセンス認証が完了したら、[画面を閉じる]をクリックします。
- [弥生 マイポータル]を開き、[設定・確認]-[弥生 ライセンス認証管理]をクリックします。
- 製品を起動し、事業所データが開けることを確認します。
- 事業所データを複数人で同時に使用できるよう、事業所データにユーザーを登録します。 ユーザーの登録
他の事業所データや過年度のデータも弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザーへ移行する場合は、移行したいデータについてマルチユーザー形式への変換とユーザーの登録を行ってください。
弥生製品の操作を行うコンピューター(クライアントコンピューター:子機)
- 弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザーをインストールします。 弥生会計をインストールしよう ※データベース(SQL Server Express)のインストールは必要ありません。
- 製品を起動します。
ライセンス認証の画面が表示されたら、弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザーの弥生製品登録番号を使用してライセンス認証を行います。
弥生製品を起動すると、ライセンス認証画面が表示される - 弥生会計とデータベース(SQL Server)を結びつけるための接続設定を行います。 クライアントコンピューターで、初めて事業所データを開く場合