
最新のSQL Serverへのバージョンアップは、以下の手順で操作を行います。
SQL Serverがインストールされているコンピューターで操作を行ってください。
データベース(SQL Server)の移行作業には、お客さまのコンピューターの環境により2時間から3時間程度かかる場合があります。時間に余裕のあるときに作業を行ってください。
- 事前準備
- 現在利用中のSQL Serverのバージョンを確認する
- Windows OSのbit数を確認する
- インストール先の空き容量を確認する
- 複数の拠点でSQL Serverを使用しているか確認する
- 移行手順
- データのバックアップを保存する
- 旧製品のSQL Serverをアンインストール(削除)する
- 最新のSQL serverをインストールする
- 1.で保存したバックアップファイルを復元する
- 事業所データを開く
SQL Serverの移行をスムーズに行うため必ず確認してください
事前準備
- 現在使用中のSQL Serverのバージョンを確認する
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Windows OSのbit数を確認する
弥生 22 シリーズに同梱のSQL Server 2017は64bit版OSにのみインストールできます。
Windows OSとビット数の確認方法 -
インストール先の空き容量を確認する
新しいSQL Serverをインストールする際は、インストールするSQL Serverのバージョンによってインストール先ドライブに4.2GB~6GB以上の空き容量が必要です。
十分な空き容量を確保してからインストールを行ってください。 -
複数の拠点でSQL Serverを使用しているか確認する会計事務所や自宅と職場などでバックアップデータのやり取りをしている場合、SQL Serverのバージョンが異なるとデータを開くことができません。
複数の拠点で同一のデータを開く場合は、同じバージョンのSQL Serverに揃えてください。
移行手順
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データのバックアップを保存する
旧製品で作成したデータを含む、弥生製品で作成したデータを一括でバックアップすることができるため、一括バックアップツールを使用してバックアップを保存することをお勧めします。
※SQL Serverを削除すると、SQL Server内の弥生製品のデータはすべて削除されます。
一括バックアップツールのインストール方法 一括バックアップツールでのバックアップ
必要なデータのバックアップを1つずつ保存したい場合は、バックアップを保存したい事業所データを開いて、1つずつバックアップを保存します。
バックアップファイルの作成 -
旧製品のSQL Serverをアンインストール(削除)する
データベースの削除方法 -
最新のSQL serverをインストールする
製品 インストール方法 プロフェッショナル 2ユーザー
AEダウンロードしたプログラムからデータベースをインストールします。インストールについては以下を参照してください。
データベースのインストール方法(弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザー/AE)ネットワーク DVD-ROMを使用してインストールします。インストールについては以下を参照してください。
データベースのインストール方法(弥生ネットワーク with SQL)プログラムのダウンロード
プログラムをダウンロードしていない場合は、プログラムダウンロードからダウンロードしてください。
弥生会計 AEをご利用の場合は、製品プログラムからダウンロードします。SQL Server 2014/2012をインストールした場合
SQL Server 2014またはSQL Server 2012をインストールした場合は、最新のサービスパックを適用してください。
SQL Server 2014 Service Pack 3(SP3)の適用方法 SQL Server 2012 Service Pack 4(SP4)の適用方法 -
手順1.で保存したバックアップを復元する
「1.弥生製品データのバックアップを保存する」で保存したバックアップの方法によって、復元する手順が異なります。
- 一括バックアップツールを使用して保存したバックアップを復元する方法
一括バックアップツールで作成したバックアップファイルは、一括バックアップツールを使ってデータベース(SQL Server)に復元します。
※SQL Serverがインストールされているコンピューターで作業を行います。
一括バックアップツールのバックアップファイルの復元 の「フォルダー単位で復元」を参照してください。 - 弥生製品を使用して1つずつ保存したバックアップを復元する方法
弥生製品のメニューから作成したバックアップは、1つずつバックアップを復元します。
バックアップファイルの復元
- 一括バックアップツールを使用して保存したバックアップを復元する方法
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事業所データを開く
複数台のコンピューターから事業所データを開いている場合、すべてのコンピューターで弥生会計を起動して、参照先の設定を行います。
- サーバーコンピューターから事業所データを開く場合
事業所データを開く - クライアントコンピューターから事業所データを開く場合
クライアントコンピューターで、初めて事業所データを開く場合
クライアントコンピューターで、データを開くまでに時間がかかる場合は、次のFAQを参照してください。
SQL Serverのバージョンアップ後、クライアントコンピューター(子機)で弥生製品の起動や操作が遅くなった
- サーバーコンピューターから事業所データを開く場合