事業グループの正しい状態について(弥生ネットワーク以外をご利用のお客さま) 弥生製品共通 サポート情報

ID:ida30769

ここでは、「事業グループの正しい状態」についてご説明します。

2026年春以降は、事業グループの設定が適切ではない場合、弥生ドライブとスマート取引取込が利用できなくなる可能性があります。
そのため、事業グループの状態を早めにご確認くださいますようお願いいたします。
インフォメーション

対象

弥生のデスクトップソフト・クラウドサービスをご利用中のお客さま
※弥生会計・弥生販売ネットワークのお客さまは除く

目次

STEP1:事業グループとは何か?を知る
STEP2:事業グループの正しい状態を知る
STEP3:例題で正しい状態と正しくない状態を比較する

STEP1:事業グループとは何か?を知る

事業グループとは、弥生の製品やクラウドサービスを契約・利用するための管理単位です。
会社や事業所ごとに、契約情報やデータをまとめて管理できます。
事業グループの参加メンバーは、共通の契約情報(サービス契約ID)に基づいて各サービスを利用できます。
※事業グループに参加するには、弥生ID(メールアドレス)が必要です

事業グループは、以下5つで構成されています。

事業グループ弥生の製品・サービスを一緒に利用するための管理単位
管理者(メンバー)事業グループの管理者・複数人設定可能
利用者(メンバー)製品・サービスの利用者
サービス契約ID各製品の7桁の番号(お客様番号)
ライセンス割り当てサービスを利用するメンバーに管理者が割り当てる

詳細は、以下を参照してください。
事業グループとはなんですか? クラウドサービスとは
サービス契約ID(お客様番号)とは何ですか? 弥生IDとは

STEP2:事業グループの正しい状態を知る

以下のすべてを満たすと、サービスを問題なくご利用いただけます。

【管理者(メンバー)について】

  • ポイント1:管理者IDと権限
    契約を管理する方が利用する弥生ID(メールアドレス)を管理者IDと言います。
    契約やライセンスを管理する管理者IDに、管理者権限が設定されていること。
  • ポイント2:複数契約を管理する場合
    管理者が複数の製品、サービスの契約を管理する場合、すべての契約が同じ事業グループに登録されていること。

【利用者(メンバー)について】

  • ポイント3:弥生IDの参加
    メンバーが利用したい製品・サービスが登録されている事業グループに、本人の弥生IDが参加していること。
  • ポイント4:ライセンスの割り当て
    • クラウドサービスの場合
      サービスごとに、利用するメンバーの弥生IDへライセンスが割り当てられていること。
    • デスクトップアプリの場合
      ライセンスの割り当ては不要です。

上記ポイント1~4を満たしている状態か確認する方法につきましては、以下のボタンをクリックしてください。
00030769_001

STEP3:例題で正しい状態と正しくない状態を比較する

3つの例をもとに、正しい状態と正しくない状態を説明します。


【例1】担当者1名で製品・サービスを利用されている場合

  • 会社Xで契約しているのは弥生会計のみ
  • 契約の管理者はAさん
  • 弥生会計の担当者は1名(Aさん)
  • Aさんは弥生ドライブ/スマート取引取込を利用している
  • スマート証憑管理は利用しない
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チェックするポイント正しい状態正しくない状態
Aさんに事業グループの管理者権限が付与されているか×
契約中のサービス契約IDが事業グループに登録されているか
製品・サービスを利用するAさんが事業グループに参加しているか×
クラウドサービスのライセンス割り当ては正しいか
※この例は、スマート証憑管理を利用しないためチェック不要
  • 担当者が1名でクラウドサービスを使わない場合でも、契約管理(※)のため弥生IDを事業グループに参加させる必要があります。
    ※契約している製品の確認のほか、契約変更・お支払い方法の管理ができます
  • 2026年春ごろ、弥生ドライブやスマート取引取込を利用するには、利用している弥生IDが事業グループに参加している必要があります。
  • 1つの会社でも、次のような場合は事業グループを分けて利用することがあります。
    • 同じ種類のクラウドサービスを使って複数のデータを入力したい(例 本社と工場など)
    • 複数の製品・サービスを別々の管理者IDで管理したい
    • 複数の製品・サービスのサポート料金の支払い方法を別口座・別カードにしたい

【例2】複数担当者で製品・サービスを利用されている場合

  • 会社Xで契約しているのは弥生会計と弥生販売の2つ
  • 契約の管理者はAさん
  • 弥生会計と弥生販売の担当者は2名(Aさん、Bさん)
  • Bさんは弥生ドライブ/スマート取引取込を利用している
  • スマート証憑管理の担当者は1名(Bさん)としたい
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チェックするポイント正しい状態正しくない状態
Aさんに事業グループの管理者権限が付与されているか
契約中の全サービス契約IDが事業グループに登録されているか
製品・サービスを利用するAさんとBさんが事業グループに参加しているか×
クラウドサービスのライセンス割り当ては正しいか
※この例は、Bさんにスマート証憑管理のライセンスが割り当てされているか
×
  • 製品、サービスを利用したい弥生IDは、管理者がメンバー招待します
  • クラウドサービスを利用する場合は、ライセンス割り当てが必要です
  • 2026年春ごろ、弥生ドライブやスマート取引取込を利用するには、利用している弥生IDが事業グループに参加している必要があります。

メンバー招待とライセンス割り当て方法は、以下を参照してください。
事業グループにメンバーを招待したい ライセンス割り当てを変更したい


【例3】複数担当者で製品・サービスを利用されている場合

  • 会社Xで契約しているのは弥生会計と弥生販売の2つ
  • 契約の管理者Aさんが退職のため、Bさんが継承することになった
  • 弥生会計と弥生販売の担当者は1名(Bさん)
  • Bさんは弥生ドライブ/スマート取引取込を利用している
  • スマート証憑管理の担当者は1名(Bさん)のまま
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チェックするポイント正しい状態正しくない状態
Bさんに事業グループの管理者権限が付与されているか×
契約中の全サービス契約IDが事業グループに登録されているか
今後製品・サービスを利用しないAさんを事業グループから除外しているか×
クラウドサービスのライセンス割り当ては正しいか
※この例は、Bさんにスマート証憑管理のライセンスが割り当てされているか
  • 今後利用しない弥生IDは、事業グループのメンバーから除外します
  • 事業グループに管理者は、1名以上必要です
  • 管理者が退職し管理者が不在になる場合は、事前に別の弥生IDへ管理者権限の継承を行います
    ※一部クラウドサービスは、事前にライセンス割り当て解除も必要です。

管理者を変更する方法は、以下を参照してください。
事業グループの管理者を別のメールアドレスに変更する方法

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