「雇用保険被保険者資格喪失届(離職票交付あり)」の申請方法について、ご説明します。
離職票の交付を希望しない場合は、「雇用保険被保険者資格喪失届(離職票交付なし)(令和3年3月以降手続き)」から申請をおこなってください。
【電子申請】雇用保険被保険者資格喪失届(離職票交付なし)
目次
- 対象帳票の選択
- 申請内容の入力
雇用保険被保険者資格喪失届
雇用保険被保険者離職証明書 - 【補足】「文字置換マスタ」機能
対象帳票の選択
- [帳票]>[帳票]をクリックします。
- 検索窓に帳票名または帳票名の一部を入力し[検索]をクリックします。または、[退職]をクリックします。
- 「雇用保険被保険者資格喪失届(離職票交付あり)(令和3年3月以降手続き)」をクリックします。
- 「対象従業員氏名」(①)を選択し、[次へ](②)をクリックします。
対象従業員氏名欄に従業員が表示されていない場合、以下の可能性が考えられます。
- [台帳管理]に従業員の登録がない場合
まずは、[台帳管理]に従業員情報を登録する必要があります。
「従業員登録がまだの場合はコチラ」をクリックしご登録ください。
「従業員登録(編集)」方法 - [台帳管理]に退職年月日の登録がある場合
退職年月日の登録がある場合、退職者として取り扱われます。
「退職者を表示する」にチェック、[検索]をクリックすると退職者が表示されます。
- [台帳管理]に従業員の登録がない場合
申請内容の入力
本帳票は、1ページ目に「雇用保険被保険者資格喪失届」、2ページ目に「雇用保険被保険者離職証明書」と、2枚まとめて申請ができます。
各ページ、申請内容の入力についてご説明します。
入力項目について
「*」がついている項目は必須入力です。未入力のまま申請することはできません。
雇用保険被保険者資格喪失届
被保険者
被保険者欄へ引用されている内容を確認、必要に応じて修正します。[退職年月日をセット]をクリックすると、従業員台帳に登録している「退職年月日」の情報を引用します。
※「1週間の所定労働時間」は、20時間以上である必要があります。
- 「新氏名」「新氏名(カナ)」の入力文字数について
新氏名:(姓)・(名)合わせて最大20文字(スペースを含む)
新氏名(カナ):(姓カナ)・(名カナ)合わせて最大30文字(スペースを含む)
※新氏名(カナ)の(姓カナ)と(名カナ)は、それぞれ最大20文字まで入力できます。※(姓)と(名)の間にスペース(1文字)が自動で設定されます。 - 「被保険者氏名」「被保険者氏名(カナ)」の入力文字数について
被保険者氏名:(姓)・(名)合わせて最大20文字(スペースを含む)
被保険者氏名(カナ):(姓カナ)・(名カナ)合わせて最大20文字(スペースを含む)
※(姓)と(名)の間にスペース(1文字)が自動で設定されます。
外国人
被保険者が外国人の場合のみ、各項目を入力します。
「氏名(ローマ字)」項目について
- 最大40文字まで入力できます。
※スペースも文字数のカウントに含まれます。 - 半角 / 大文字でご入力ください。
※全角 / 小文字で入力した文字は、自動で半角 / 大文字に変換されます。
届出年月日/公共職業安定所
届出年月日および公共職業安定所の内容を確認、必要に応じて修正します。
事業主
事業主の情報は、「企業設定」の情報を引用しています。反映されている情報を確認、必要に応じて修正します。
電子申請設定
画面に沿って必要な内容を設定します。
その他設定
「従業員台帳更新」の「する」にチェックすると、本手続き画面で入力した内容を従業員台帳へ更新することができます。更新対象項目については、以下のメモをご確認ください。
更新する台帳の項目
「退職年月日※1」「離職等年月日」「喪失原因」「補充採用予定の有無」「被保険者でなくなったことの原因」「雇用保険 加入区分」「氏名」「氏名(カナ)」「旧氏名※2」「旧氏名(カナ)※2」
※1:「「退職年月日」を更新しない」にチェックをした場合は、更新されません。
※2:「被保険者」欄の「新氏名」と「新氏名(カナ)」を入力した場合に、更新されます。
各項目を入力後、[内容を確認する]をクリックします。[次へ]をクリックすると、「雇用保険被保険者離職証明書」の入力へ進みます。
雇用保険被保険者離職証明書
被保険者
被保険者の情報を確認し、必要に応じて修正します。
「被保険者番号」は、従業員台帳の労働保険カテゴリ「被保険者番号」の情報を引用しています。
「離職者氏名」「離職者氏名(カナ)」の入力文字数について
離職者氏名:(姓)・(名)合わせて最大30文字(スペースを含む)
離職者氏名(カナ):(姓カナ)・(名カナ)合わせて最大30文字(スペースを含む)
※離職者氏名(カナ)の(姓カナ)と(名カナ)は、それぞれ最大20文字まで入力できます。
※(姓)と(名)の間にスペース(1文字)が自動で設定されます。
事業所/事業主
従業員台帳の「所属事業所」項目を設定している場合、設定している事業所情報が自動で引用されます。設定をおこなっていない場合は、「企業設定」の情報が自動で引用されます。
他事業所の情報をセットする場合は、[企業情報をセット]をクリックします。
※[企業情報をセット]で選択した情報を引用した項目は、入力フォーム部分が黄色になります。
【電子申請】基本操作方法
「他事業所管理」設定方法
離職の日以前の賃金支払状況等
離職の日以前の賃金支払状況等の各項目を入力し、該当する被保険者区分を選択します。
[対象期間をセット]をクリックすると、「勤怠データ」および「給与データ」に登録された情報を引用します。詳細については、以下の表をご確認ください。
弥生労務 Nextに給与データを取り込んでいない場合は、各項目を手入力します。
※[?]をクリックすると、離職の日以前の賃金支払状況等の記載についての詳細を確認できます。
| 項目名 | 算出方法 | |
| (12)賃金額 | (A) | 「基本給(日給)」「基本給(時給)」以外の金額が反映されます。 |
| (B) | 「基本給(日給)」「基本給(時給)」が反映されます。 ※手当(通勤手当や家族手当 等)は日給、時給の場合でも(A)欄に反映されます。 |
|
| 計 | (A)、(B)の合計額が反映されます。 | |
「対象期間をセット」ウィンドウにて、各項目を設定し、[登録]をクリックします。
「資格取得年月日」等(1)の設定内容により、上図の(8)~(11)の各項目欄に期間および日数が反映されます。「休業等を開始した日の前日の月に該当する給与データの年月」(2)の設定内容により、上図の「(12)賃金額」欄に金額が反映されます。
基礎日数の算出方法については、以下の表をご参照ください。
| 支給形態 | 算出方法 |
| 完全月給制 | 「暦日数」 各期間の暦日数を算出します。 |
| 日給月給制 (勤務を要しない日も基本給の対象) | 「暦日数ー欠勤日数」 各期間の暦日数から、欠勤日数を差引いた日数を算出します。 |
| 日給月給制 (勤務を要しない日は基本給の対象外) | 「出勤日数(休日出勤含む)」※ |
| 日給制、時給制 | 「出勤日数(休日出勤含む)」※ |
※「出勤日数(休日出勤含む)」は、「勤怠データ」内の「勤怠区分」項目が、「出勤」「休日出勤」「有休」「半日有休」「時間有休」「振替出勤」「その他休暇」のいずれかに設定されている日数が対象です。
「給与データ」の設定方法については、以下の関連記事をご参照ください。
「給与データ」取込方法
締め日ベースの設定方法
毎月支払われる賃金以外支払われているものがある場合、「賃金に関する特記事項」を入力します。
1年以上の賃金月額を入力する場合は、[追加する]をクリックします。
※最大24ヵ月分まで入力が可能です。
「離職理由」欄に、離職理由に該当する番号をプルダウンから選択し、「離職理由/具体的事情記載欄(事業主用)」を内容を入力します。
| 離職理由 | 詳細理由 |
| 1:事業所の倒産等によるもの | 1:倒産手続開始、手形取引停止による離職 2:事業所の廃止又は事業活動停止後事業再開の見込みがないため離職 |
| 2:定年によるもの | 定年年齢の入力および、本人による継続雇用の希望有無を選択します。 |
| 3:労働契約期間満了等によるもの | 1:採用又は定年後の再雇用時等にあらかじめ定められた雇用期限到来による離職 2:労働契約期間満了による離職 3:早期退職優遇制度、選択定年制度等により離職 4:移籍出向 |
| 4:事業主からの働きかけによるもの | 1:解雇(重責解雇を除く。) 2:重責解雇(労働者の責めに帰すべき重大な理由による解雇) 3:希望退職の募集又は退職推奨 |
| 5:労働者の判断によるもの | 1:職場における事情による離職 2:労働者の個人的な事情による離職(一身上の都合、転職希望等) |
| 6:その他(いずれも該当しない場合) | 上記1~5に該当しない理由による離職した場合に選択し、「理由」を入力します。 |
離職者本人の判断
各項目を入力します。
電子申請設定/その他設定
画面に沿って必要な内容を設定します。「従業員台帳更新」の「する」にチェックすると、本手続き画面で入力した内容を従業員台帳へ更新することができます。更新対象項目については、以下のメモをご確認ください。
更新する台帳の項目
「雇用保険 加入区分」「被保険者番号」「退職年月日※」「離職等年月日」
※「「退職年月日」を更新しない」にチェックをした場合は、更新されません。
各項目を入力後、[内容を確認する]をクリックします。内容を確認後、[次へ]もしくは[基本情報入力をスキップ]をクリックします。
※基本情報入力画面で不足項目がある場合、スキップボタンは表示されません。
申告書形式で内容を確認したい場合
- 「PDFにパスワードを設定する」
パスワードを設定したPDFを出力する場合に、チェックをつけます。
※PDFにパスワードを設定する場合、[マスタ管理]>[利用者管理]または[個人設定]にて、「新しいPDFパスワード」「新しいPDFパスワード(確認)」を設定する必要があります。 - [確認用PDF出力]
様式に合わせた状態で、作成した帳票をPDFに出力して、内容を確認できます。
※[確認用PDF出力]から出力した場合、[帳票]>[出力履歴]には残りません。
※個人番号はセキュリティ上「*印」で出力されますが、申請時には反映されます。 - [PDFプレビュー]
様式に合わせた状態の帳票をプレビュー画面で、内容を確認できます。
※個人番号はセキュリティ上「*印」で出力されますが、申請時には反映されます。
基本情報入力
[基本情報入力をスキップ]をクリックした場合は、「提出情報入力」へお進みください。
引用されている内容を確認し、必要に応じて修正・入力します。
【電子申請】基本情報入力(e-Gov)
[連絡先情報セット]をクリックすると、「企業設定」に登録している連絡先情報を引用します。
「住所(カナ)」では、アルファベットを使用することはできません。カタカナ等に置き換えてください。(例:5F→5カイ、Fビル→エフビル)
[内容を確認する]>[次へ]をクリックします。
提出情報入力
提出先の情報等を設定します。
【電子申請】提出情報入力
[申請する]をクリックすると、電子申請は完了です。
「事業主の疎明書」について
疎明書を作成する場合は、「事業主の疎明書を作成する」にチェックを入れると、疎明書作成に必要な入力欄が表示されます。
「疎明書」を作成することはできますか?
「添付書類」について
システム上でご案内している「アップロード可能ファイル」については、あくまでも弥生労務 Nextにアップロードできるファイル形式です。e-Gov経由で電子申請をおこなう場合、手続きごとに添付できるファイル形式が異なりますので、ご注意ください。
【電子申請】添付可能ファイル確認方法
申請手続の詳細については、以下の関連記事をご参照ください。
雇用保険の手続きについて|厚生労働省HP
【補足】「文字置換マスタ」機能
「髙」や「﨑」など、電子申請時には一部利用できない文字があり、[文字置換マスタ]に登録しておくことで電子申請時、文字を自動で利用できる文字に置換してくれる機能があります。
[文字置換マスタ]には事前にいくつかの漢字が登録されており、利用できない文字が申請データに含まれる場合、[申請する]ボタンクリック後に、下記画面が表示されます。
置換された文字は「使用できない文字について.pdf」をクリックすると確認でき、本ファイルは自動で添付されます。確認後、問題なければ再度[申請する]をクリックします。