月に1回などの一定の期間ごとや得意先ごとにまとめるなど、複数の帳票から1つの請求明細書を作成するときに利用できます。
例えば、請求締日が20日の得意先と掛け取引をしている場合、前月21日から当月20日までに発行した納品書や請求書などの帳票を合算して、1つの請求明細書を作成できます。
- 請求明細書を作成した後に、請求明細書を編集しても消費税は自動計算されません。金額の変更があった場合は消費税を手計算して修正してください。
- 1つの請求明細書にまとめる帳票は30枚程度を目安としてください。
請求明細書のページ数が多くなると、請求明細書に関連する印刷、削除などの操作ができなくなることがあります。 - 適格請求書等保存方式で請求明細書を作成したい場合は、以下を参照してください。
やよいの見積・納品・請求書で適格請求書(インボイス)を発行したい - 請求明細書の明細部に表示されている金額を修正しても、合計額の再集計は行われません。金額の修正を行いたい場合は、見積書や納品書等の金額を修正して、請求明細書の作り直しを行ってください。
- 合計請求書を作成したい場合は、以下を参照してください。
合計請求書を印刷したい
- [メニュー]タブの[日常業務]カテゴリから帳票の一覧([見積書の一覧]、[納品書・請求書の一覧]、[領収証の一覧])をクリックします。 [帳票一覧]タブが表示されます。
- まとめる帳票にチェックを付けて、[請求明細書の作成]をクリックします。
作成完了のメッセージが表示されて、請求明細書が作成されます。
請求明細書の作成条件
複数の帳票から請求明細書を作成する場合、[源泉徴収税額]の設定が「自動計算」の帳票と「直接入力」の帳票を混在させることはできません。
請求明細書の元となる各帳票の作成画面で、[税計算]パネルの[源泉徴収税額]を、次のいずれかの組み合わせになるように設定してください。
- 「自動計算」のみ(または「自動計算」と「使用しない」)
- 「直接入力」のみ(または「直接入力」と「使用しない」)
- 「使用しない」
- [OK]をクリックします。
作成した請求明細書は[検索条件]を「請求明細書」に変更すると表示されます。
内容を修正する場合は、作成された請求明細書をダブルクリックして、表示される帳票作成画面で項目を修正します。複数の異なる得意先が選択された場合
請求明細書を作成する際に、複数の異なる得意先が選択された場合、次のメッセージが表示されます。
- 「はい」を選択した場合
得意先ごとにそれぞれの請求明細書が作成されます。 - 「いいえ」を選択した場合
先頭の得意先の請求明細書として帳票がまとめられます。
- 「はい」を選択した場合