弥生給与の導入作業
弥生給与で給与計算を行うには、事業所や従業員などの情報を保存しておく給与データを作成する必要があります。
ここでは、弥生給与の導入時に行う作業について確認します。
給与計算に必要な情報を設定する
事業所の情報や給与規定など、給与計算に必要な情報を設定します。
- 基本情報の登録
金融機関、住民税の納付先を設定します。また、必要に応じて従業員を管理するための部門や分類を登録します(弥生給与のみ)。
銀行振込手数料の登録 住民税納付先の登録 - 給与規定の設定
事業所の給与規定を設定します。労働保険と社会保険の加入、非加入の設定も給与規定で行います。
給与規定の設定 - 明細項目の設定
事業所で使用する明細項目を設定します。給与明細書と賞与明細書の印刷レイアウトの設計も行います。
給与・賞与の明細項目の概要 -
従業員の設定
給与・賞与の計算や年末調整を行う従業員を登録します。
従業員の登録(従業員の採用)
なお、弥生給与 24をお使いの方は、運用中の給与データを弥生給与 25のデータ形式にコンバート(変換)すると引き続き使用することができます。
給与処理
給与・賞与の明細を入力して、給与明細書と賞与明細書を印刷します。
本年最後の給与・賞与の計算を終了したら、年末調整の明細を入力して、過不足税額を計算します。
年末調整処理の流れ必要に応じて行う作業
- 資料の作成
給与・賞与に関する集計表や、労働保険料申告用の資料など、各種資料を印刷します。
集計表の概要 - 従業員の入社・退職・休職
変更がある月度に従業員情報を設定・変更します。
従業員の登録(従業員の採用) 従業員の退職 従業員の休職 - データのバックアップ
コンピューターの故障などに備えて、定期的に給与データのバックアップファイルを作成します。
給与データのバックアップの概要 - 定時決定、随時改定
算定基礎届・月額変更届を作成して、従業員の標準報酬月額を改定します。
算定基礎届の作成(定時決定) 月額変更届の作成(随時改定)