SQL Serverのバージョンアップ方法(弥生販売のみ利用) 弥生販売 サポート情報

ID:ida20509

最新のSQL Serverへのバージョンアップは、以下の手順で操作を行います。
SQL Serverがインストールされているコンピューターで操作を行ってください。

移行作業の所要時間

データベース(SQL Server)の移行作業には、お客さまのコンピューターの環境により2時間から3時間程度かかる場合があります。
時間に余裕のあるときに作業を行ってください。

本FAQの対象製品

このFAQでは、データベース(SQL Server)を利用している弥生製品が弥生販売のみの場合の移行手順を説明しています。
弥生販売と弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザー/ネットワーク/AE(マルチデータ形式)を同じコンピューターでご利用の場合は、以下のFAQを参照してデータベース(SQL Server)の移行を行ってください。

SQL Serverのバージョンアップ方法(弥生会計/弥生販売を同じコンピューターで利用)

※弥生販売と、弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザー/ネットワーク/AE(マルチデータ形式)以外の弥生製品はデータベース(SQL Server)を利用していません。

本FAQの内容は動画公開しています

SQL Serverのバージョンアップ方法は動画でも公開しています。以下からご確認ください。
SQL Server 2014サポート終了に伴う弥生製品の対応(弥生販売をご利用の方向け)

スマートフォンやタブレットでこのページを表示したい場合

作業中にスマートフォンやタブレットでこのページを表示したい場合は、以下のQRコードを読み取ってください。
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  • 事前準備
  • SQL Serverの移行をスムーズに行うため必ず確認してください

    • 現在利用中のSQL Serverのバージョンを確認する
    • Windows OSのbit数を確認する
    • インストール先の空き容量を確認する
    • 複数の拠点でSQL Serverを使用しているか確認する
  • 移行手順
    • データのバックアップを保存する
    • 旧製品のSQL Serverをアンインストール(削除)する
    • 最新のSQL serverをインストールする
    • 1.で保存したバックアップファイルを復元する
    • 事業所データを開く

事前準備

  • 現在使用中のSQL Serverのバージョンを確認する

    現在使用しているSQL Serverのバージョンを確認してください。

    SQL Serverのバージョンを確認したい
  • Windows OSのbit数を確認する

    弥生 25 シリーズに同梱のSQL Server 2022は64bit版OSにのみインストールできます。

    Windows OSとビット数の確認方法
  • インストール先の空き容量を確認する

    新しいSQL Serverをインストールする際は、インストールするSQL Serverのバージョンによってインストール先ドライブに4.2GB~6GB以上の空き容量が必要です。
    十分な空き容量を確保してからインストールを行ってください。

  • 複数の拠点でSQL Serverを使用しているか確認する会計事務所や自宅と職場などでバックアップデータのやり取りをしている場合、SQL Serverのバージョンが異なるとデータを開くことができません。
    複数の拠点で同一のデータを開く場合は、同じバージョンのSQL Serverに揃えてください。

移行手順

  • データのバックアップを保存する

    事業所データのバックアップ、帳票レイアウトデータのバックアップを保存します。
    データを保存(バックアップ)する方法 帳票レイアウトデータを移行する方法 ※「帳票レイアウトデータを移行する方法」では「帳票レイアウトデータのバックアップ」手順のみ行います。
    ※弥生販売 スタンダードをご利用の場合や、販売11形式のユーザー編集帳票がない場合、帳票レイアウトデータのバックアップは不要です。

    弥生販売の事業所データが複数ある場合

    弥生販売の事業所データがSQL Serverに複数保存されている場合は、すべての事業所データをバックアップしてください。事業所データを1つずつ開いて、順番にバックアップを保存します。
    SQL Serverを削除すると、弥生販売の事業所データもすべて削除されます。
    作業する事業所データを開く

    帳票レイアウトデータのバックアップ

    念のため、帳票レイアウトデータのバックアップを保存してからSQL Serverの削除を行ってください。
    SQL Serverの削除は帳票レイアウトデータには影響しないため、バックアップの復元は弥生販売の事業所データのみ行います。

  • 旧製品のSQL Serverをアンインストール(削除)する

    データベースの削除方法は、以下を参照してください。
    ※SQL Serverを削除すると、SQL Server内の弥生販売のデータはすべて削除されます。
    必ず手順1を参照し、バックアップを行ってからデータベースを削除してください。

    データベースの削除方法

  • 最新のSQL serverをインストールする

    製品により、インストール手順が異なります。

    製品インストール方法
    スタンダード
    プロフェッショナル
    ダウンロードした最新バージョンのプログラムをダブルクリックしてインストールします。
    インストールについては以下を参照してください。
    弥生販売をインストールしよう
    ※既に最新の弥生販売をご利用の場合、SQL Serverのみインストールが行われます。
    プロフェッショナル 2ユーザー
    プロフェッショナル 5ユーザー
    ダウンロードした最新バージョンのプログラムをダブルクリックしてインストールします。
    インストールについては以下を参照してください。
    弥生販売をインストールしよう
    ネットワーク DVD-ROMを使用してインストールします。
    インストールについては以下を参照してください。
    データベースのインストール方法(弥生ネットワーク with SQL)
  • 手順1.で保存したバックアップを復元する

    弥生製品のメニューから作成したバックアップは、1つずつバックアップを復元します。

  • 事業所データを開く

    複数台のコンピューターから事業所データを開いている場合は、すべてのコンピューターで弥生販売を起動して、参照先の設定を行います。

    事業所データを開く方法

    クライアントコンピューターで、データを開くまでに時間がかかる場合は、 SQL Serverのバージョンアップ後、クライアントコンピューター(子機)で弥生製品の起動や操作が遅くなった を参照してください。

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