「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届/70歳以上被用者算定基礎届(CSVファイル自動添付方式・年間平均被用者)」の電子申請をおこなう方法について、ご説明します。
本帳票は、「従業員の同意書」と「事業主の申立書」の作成および添付しての電子申請が可能です。
年間平均が必要ない場合は、「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届/70歳以上被用者算定基礎届(CSVファイル自動添付方式)」をご利用ください。
「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届(CSVファイル自動添付方式)」申請方法
- CSVファイル自動添付方式にて、1度に申請できる上限数は50名までです。
- 算定基礎届申請のための、データメンテナンス未実施の場合は以下の関連記事をご参照ください。
算定基礎届のデータメンテナンス方法 - 令和3年4月1日以降提出分から総括表の添付が不要となっています。
目次
- 対象帳票の選択
従業員選択 - 申請内容の入力
算定基礎届/従業員の同意書
届出書総件数などの設定
事業主の申立書 - 【補足】「文字置換マスタ」機能
対象帳票の選択
- [帳票]>[帳票]から検索窓に帳票名または帳票名の一部を入力し[検索]をクリックします。または、[算定基礎届]をクリックします。
- [健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届/70歳以上被用者算定基礎届(CSVファイル自動添付方式・年間平均被用者)※2024.12.2以降用]をクリックします。
50名以上を申請する場合は、CSVファイル自動添付方式にて50名ごとに申請をおこなうか、外部CSVファイル添付方式をご活用ください。外部CSVファイル添付方式の作成方法については、以下の関連記事をご参照ください。
「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届(外部CSVファイル添付方式)」申請方法
従業員選択
「従業員氏名」(1)を個別にクリックまたは複数名をドラッグで選択し、(2)>(3)をクリックします。
対象従業員氏名欄に従業員が表示されていない場合、下記の可能性が考えられます。
- [台帳管理]に従業員の登録がない場合
まずは、[台帳管理]に従業員情報を登録する必要があります。
「従業員登録がまだの場合はコチラ」をクリックしご登録ください。
「従業員登録(編集)」方法 - [台帳管理]に退職年月日の登録がある場合
退職年月日の登録がある場合、退職者として取り扱われます。
「退職者を表示する」にチェック、[検索]をクリックすると退職者が表示されます。
申請内容の入力
入力項目について
左側に「*」がついている項目は必須入力です。未入力のまま申請することはできません。
算定基礎届/従業員の同意書
事業所
事業所の情報は、「企業設定」の情報を引用しています。引用されていない項目または修正が必要な場合は、編集をおこなってください。
※事業所整理記号の情報は、「企業設定」内の「社会保険事業所整理記号(電子申請CSV添付方式用)」を引用しています。
他事業所の情報をセットする場合は、[企業情報をセット]をクリックします。
※[企業情報をセット]で選択した情報を引用した項目は、入力フォーム部分が黄色になります。
「事業主氏名」の入力文字数について
事業主氏名:(姓)・(名)合わせて最大12文字(スペースを含む)
※(姓)と(名)の間にスペース(1文字)が自動で設定されます。
【電子申請】基本操作方法
被保険者
被保険者の情報は、従業員台帳の情報を引用しています。項目については、下表をご確認ください。
「従業員選択」で、複数の従業員を選択している場合、従業員の給与データ情報を一括で反映することができます。
ボタンの詳細については、本マニュアル内「給与データ情報を一括で反映する場合」をご確認ください。
| No. | 項目名 | 説明 |
| 1 | 従業員台帳を更新する | 申請時の情報を従業員台帳に反映させるか、従業員ごとに設定できます。 申請する全被保険者の情報を反映する場合は、画面下部「その他設定」の「従業員台帳更新」にチェックをつけます。 ※申請をおこなうまでは、従業員台帳へ反映しません。 ※[一括申請登録]時は従業員台帳へ反映せず、[一括申請一覧]から一括申請時に、従業員台帳へ反映します。 |
| 2 | 個人番号または基礎年金番号欄の表示 | 個人番号または基礎年金番号を設定する場合、「表示する」にチェックすると、「個人番号または基礎年金番号」項目が表示され、設定できます。 ※70歳以上の被用者の場合のみ記載が必要になります。 |
| 3 | 従前の標準報酬月額 | 「健康保険」「厚生年金」の金額が0千円と表示されている場合、従業員台帳の各「加入区分」にチェックが入っていない可能性があります。 [標準報酬月額表]をクリックし、「健康保険未加入」「厚生年金未加入」のチェックを外し、該当の等級をクリックすると修正できます。 |
「氏名」「氏名(カナ)」の入力文字数について
氏名:(姓)・(名)合わせて最大12文字(スペースを含む)
氏名(カナ):(姓カナ)・(名カナ)合わせて最大25文字(スペースを含む)
※(姓)と(名)の間にスペース(1文字)が自動で設定されます。
給与データ情報を一括で反映する場合
給与データ一括取込
すべての被保険者の給与データを一括で取り込みます。
項目を設定し、[登録]をクリックします。詳細については、下表をご確認ください。
※適用年の該当給与データが、対象従業員に取り込まれている必要があります。
| 項目名 | 説明 |
| 月給時の報酬支払基礎日数の表示方法 | 給与データの取り込み時に基本給を「基本給(月給)」にセットしている被保険者に対して、「報酬支払基礎日数」に設定する内容を、「暦日」もしくは「所定労働日数から欠勤日数分給与を差し引く」から選択します。 ※欠勤日数分の情報は、給与データの「欠勤日数」情報を反映します。 ※育休などの休業期間と期間が重なる月については、給与データの「出勤日数」「休日出勤日数」「有休日数」「特別休暇日数」を集計した日数を反映します。 ※「社員区分」が「アルバイト」または「パートタイマー」の場合は、給与データの「出勤日数」「休日出勤日数」「有休日数」「特別休暇日数」を集計した日数を反映します。 |
| 「昇(降)給」の自動セット | 給与データをみて、前月と比較して固定的賃金額に変動がある場合に、自動的に情報を反映します。 |
年月一括セット
「従前の改定月」「適用年月」をすべての被保険者に設定します。
「従前の改定月」「適用年月」を設定し、[はい]をクリックします。
「反映する」のチェックをつけ外すことで「従前の改定月」または「適用年月」のどちらか一方のみを一括セットすることができます。
※特定の従業員のみの設定はできないため、すべての被保険者の年月に反映します。
表編集
算定基礎に必要な情報を表形式で編集し一括で設定することができます。
各情報を設定し、[登録]をクリックします。
※年齢、合計(4月)など背景色がグレーの項目は自動計算項目のため編集できません。
[5,6月にコピー]をクリックすると、4月に入力した「基礎日数」「通貨による額」「現物による額」を5月、6月の項目に反映できます。
「報酬月額」に関する各項目を、手入力または[給与データ取込]で設定します。
[給与データ取込]をクリックすると、「給与データ」に登録されている被保険者の給与データを引用します。
「備考」欄では、従業員台帳や給与データの情報を基に自動で反映されます。
※反映される内容については、[自動セット項目の詳細についてはこちら]をクリックしてご確認ください。
※本帳票では、自動で「年間平均」にチェックが入ります。
- 報酬月額「通貨によるものの額」「現物によるものの額」に1,000万円以上が反映、入力されている場合、電子申請は「9999999」(※電子申請の仕様上の上限値)で申請されます。
- 「備考」欄の「途中入社」にチェックがある場合は、「修正平均額」項目の入力が必要です。
給与データ取込
「給与データ取込」ウィンドウにて、各項目を入力し[登録]をクリックします。
| 項目名 | 説明 |
| 月給時の報酬支払基礎日数の表示方法 | 給与データの取り込み時に基本給を「基本給(月給)」にセットしている被保険者に対して、「報酬支払基礎日数」に設定する内容を、「暦日」もしくは「所定労働日数から欠勤日数分給与を差し引く」から選択します。 ※欠勤日数分の情報は、給与データの「欠勤日数」情報を反映します。 ※育休などの休業期間と期間が重なる月については、給与データの「出勤日数」「休日出勤日数」「有休日数」「特別休暇日数」を集計した日数を反映します。 ※「社員区分」が「アルバイト」または「パートタイマー」の場合は、給与データの「出勤日数」「休日出勤日数」「有休日数」「特別休暇日数」を集計した日数を反映します。 |
| 「昇(降)給」の自動セット | 給与データをみて、前月と比較して固定的賃金額に変動がある場合に、自動的に情報を反映します。 |
申請をおこなう被保険者を追加する場合は、[対象者を追加]をクリックします。
[等級確認]をクリックすると、被保険者に設定されている等級の一覧を確認できます。
※CSV出力で確認することもできます。
提出年月日
提出年月日を入力します。
その他設定
「従業員台帳更新」の「する」にチェックすると、本手続き画面で入力した内容を従業員台帳へ更新することができます。更新対象項目については、以下の補足をご確認ください。
※[?]をクリックすると、詳細を確認できます。
「報酬月額※3」「標準報酬月額※1,3」「改定年月」「標準報酬月額(履歴)※2」「予約報酬月額」「予約標準報酬月額」「予約改定年月」「二以上事業所勤務者」
ただし、「備考」項目の「二以上項目」にチェックがある場合は「二以上事業所勤務者」のみの更新となります。
※1:健康保険または厚生年金が未加入の場合、「標準報酬月額(健康保険)」または「標準報酬月額(厚生年金)」が、「0円」で更新されます。
※2:「標準報酬月額」は、「従前の標準報酬月額」に入力した情報、「改定年月」は、「従前の改定月」に入力した情報で更新されます。
※3:「通貨によるものの額」または「現物によるものの額」に1,000万円以上を入力している場合、入力した情報で更新されます。
各項目を入力後、[内容を確認する]をクリックします。
内容を確認後、[次へ]をクリックします。
申請書形式で内容を確認したい場合は、各様式の[確認用PDF出力]または、[PDFプレビュー]をクリックします。
届出書総件数などの設定
申請内容
「識別情報」については、「事業所整理記号」と「FD通番」の組み合わせになります。
弥生労務 Next以外のシステムでも電子申請をおこなっている場合は、「申請時に自動的に最大のFD通番を発行する場合はチェック」(1)のチェックを外し、今回使用する番号を「FD通番」(2)に入力します。
※一度使用したことがある「FD通番」を再度使用すると、提出機関より返戻されますのでご注意ください。
【申請時に自動的に最大のFD通番を発行する場合はチェック】について
チェック有りの場合:前回使用したFD通番に、「+1」した番号を自動で採番します。
チェック無しの場合:任意でFD通番を入力できます。
※任意でFD通番を入力後チェックを付けた場合、任意のFD通番では申請をおこなえません。前回使用したFD通番に、「+1」した番号を採番し申請します。
事業所
事業所の情報は、「企業設定」の情報を引用しています。引用されていない項目または修正が必要な場合は、編集をおこなってください。
※事業所整理記号の情報は、「企業設定」内の「社会保険事業所整理記号(電子申請CSV添付方式用)」を引用しています。
[企業情報をセット]をクリックすると、引用されている内容を「他事業所管理」に登録している情報に変更できます。詳細は以下の関連記事をご参照ください。
※[企業情報をセット]で選択した情報を引用した項目は、入力フォーム部分が黄色になります。
「他事業所管理」設定方法
【電子申請】基本操作方法
届書総件数(健康保険・厚生年金保険)/届書総件数(国民年金)
CSVファイル自動添付方式の場合、「届出書総件数(健康保険・厚生年金保険)」欄は、自動で件数を反映します。
備考
必要に応じて入力します。※117文字まで
事業主
事業主の情報は、「企業設定」の情報を引用しています。引用されていない項目または修正が必要な場合は、編集をおこなってください。
※[企業情報をセット]から情報を引用した場合は、入力フォーム部分が黄色になります。
「事業主氏名」の入力文字数について
事業主氏名:(姓)・(名)合わせて最大25文字(スペースを含む)
※(姓)と(名)の間にスペース(1文字)が自動で設定されます。
提出年月日/通知書/添付書類
各項目を設定します。
「通知書」欄にチェックすると、電子データでは発行されず、紙の通知書のみ発行されます。
※電子データで公文書やコメントを取得希望の場合は、チェック不要です。
各項目の入力後、[内容を確認する]>[次へ]をクリックします。
事業主の申立書
申請内容/提出先
本マニュアル「届出書総件数などの設定」で入力した申請内容が表示されます。
申請内容の情報を確認し、提出先を設定します。
申立の内容
「事業内容」と「申請事由」を入力します。
事業主/提出年月日
本マニュアル「届出書総件数などの設定」で入力した事業主情報と、提出年月日が表示されます。
事業主情報と、提出年月日を確認します。
各項目を入力後、[内容を確認する]をクリックします。
内容を確認後、[次へ]もしくは[基本情報入力をスキップ]をクリックします。
※基本情報入力画面で不足項目がある場合、スキップボタンは表示されません。
申告書形式で内容を確認したい場合
以下の操作をおこなうことで、作成した帳票を申告書形式で確認することができます。
- [確認用PDF出力]
作成した帳票をPDFに出力して、内容を確認できます。
※[確認用PDF出力]から出力した場合、[帳票]>[出力履歴]には残りません。 - [PDFプレビュー]
様式に合わせた状態の帳票をプレビュー画面で、内容を確認できます。 - 「PDFにパスワードを設定する」
パスワードを設定したPDFを出力する場合に、チェックをつけます。
※PDFにパスワードを設定する場合、[マスタ管理]>[利用者管理]もしくは、[その他]>[個人設定]にて、「新しいPDFパスワード」「新しいPDFパスワード(確認)」を設定する必要があります。
基本情報入力
「電子申請手続確認」画面で、[基本情報入力をスキップ]をクリックした場合は、「提出情報入力」へお進みください。
- 引用されている内容を確認し、必要に応じて修正・入力します。
【電子申請】基本情報入力(e-Gov)
- [連絡先情報セット]をクリックすると、「企業設定」もしくは「事務所設定」に登録している連絡先情報を引用します。
「住所(カナ)」では、アルファベットを使用することはできません。
カタカナ等に置き換えてください。(例:5F→5カイ、Fビル→エフビル) - [内容を確認する]>[次へ]をクリックします。
提出情報入力
提出先の情報等を設定します。
【電子申請】提出情報入力
[申請する]をクリックすると、電子申請は完了です。
※[CSV出力]をクリックし、CSVファイルをダウンロードすると、日本年金機構が提供している「届書作成プログラム」にて、不備がないか申請前に確認できます。
届書作成プログラム(ダウンロードページ)|日本年金機構HP
「添付書類」について
システム上でご案内している「アップロード可能ファイル」については、あくまでも弥生労務 Nextにアップロードできるファイル形式です。労働基準監督署への電子申請など、e-Gov経由で電子申請をおこなう場合、手続きごとに添付できるファイル形式が異なりますので、ご注意ください。
【電子申請】添付可能ファイル確認方法
画面左上に、「電子申請が完了しました。」と表示されたら申請完了です。
【補足】「文字置換マスタ」機能
「髙」や「﨑」など、電子申請時には一部利用できない文字があり、[文字置換マスタ]に登録しておくことで電子申請時、文字を自動で利用できる文字に置換してくれる機能があります。
[文字置換マスタ]には事前にいくつかの漢字が登録されており、利用できない文字が申請データに含まれる場合、[申請する]ボタンクリック後に、下記画面が表示されます。
置換された文字は「使用できない文字について.pdf」をクリックすると確認でき、本ファイルは自動で添付されます。確認後、問題なければ再度[申請する]をクリックします。
「文字置換マスタ」の設定方法については、以下の関連記事をご参照ください。
「文字置換マスタ」設定方法