次年度への繰り越し 弥生会計 サポート情報
次年度の会計処理を始めるには繰越処理を行います。繰越処理を行うと、現在の事業所データに次年度のデータ領域が作成されます。本年度の各種設定や残高などが次年度に反映され、次年度の取引の入力が開始できます。
1つの事業所データには3期(3年)分のデータが保存されます。既に3期分が保存されている事業所データで繰越処理を行うと、繰越処理前の事業所データのバックアップファイルを作成後、3年前のデータを分離します。分離したデータは参照用のデータとして別に保存します。
バックアップファイルについて
繰越処理は実行後、元に戻すことはできません。このため、繰越処理時には、繰り越し前のデータのバックアップが行われます。
<繰越処理時のバックアップファイルの名称と保存場所の初期値>
バックアップファイル名 | ファイル名+「_繰越処理前」 例:弥生商店(令和XX年度~令和XX年度)_繰越処理前.KB** 弥生トレーディング(1期~3期)_繰越処理前.KB** |
保存先 | ドキュメント(Documents)¥Yayoi¥弥生会計XXデータフォルダ¥Backup |
<バックアップファイル名>
繰り越し時のバックアップファイル名には、初期値では「_繰越処理前」と付けられます。名称は変更せずに保管してください。
<バックアップファイルの保管方法>
繰り越し時のバックアップファイルは、普段使用しているものではなく、新しいメモリカードなどに保存して大切に保管してください。
分離された参照用データについて
3期(3年)が保存されている事業所データで繰り越しを行った場合は、最も古い年度のデータが分離され、別データとして保存されます。分離されたデータは、分離された年度を参照する場合に使用します。
<分離データの名称と保存先>
分離データ名 | ファイル名+[繰越済] 例:弥生商店(令和XX年度)[繰越済] 弥生トレーディング(1期)[繰越済] |
保存先 | 繰り越しした事業所データの保存先と同じ |
事業所データのファイル名について
初期値では、事業所データのファイル名には、データに含まれる年度(または決算期)が付けられます。そのため繰り越し前と繰り越し後ではファイル名が変わります。
ファイル名 | ||
繰り越し前 | 弥生商店(令和XX年度~令和XX年度) | 弥生トレーディング(1期~3期) |
↓ | ||
繰り越し後 | 弥生商店(令和XX年度~令和XX年度) | 弥生トレーディング(2期~4期) |
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