年次有給休暇 弥生給与 サポート情報
弥生給与(やよいの給与計算)では、従業員ごとに2年間分の有給休暇を管理することができます。
有給休暇の管理を始める前に、まず[年次有給休暇]画面で、現時点での有休付与日数と消化日数を設定します。
このとき、付与日数は[前回]と[現行]にそれぞれ前年付与分と直近付与分を、消化日数は[前回]から先に、入力します。
- [年次有給休暇]画面で設定を行うと、その月の給与から設定内容が反映します。
- 給与明細入力画面で「有休日数」を入力したまま[年次有給休暇]画面で設定を行うと、「有休残日数」が正しく計算されない場合があります。 入力済みの「有休日数」はいったん「0」にし、[年次有給休暇]画面の設定後、再度入力してください。
ここでは、以下の場合を例に設定方法を説明します。
2017年10月に有給休暇を10日付与:[前回]に入力します
2018年10月に有給休暇を11日付与:[現行]に入力します
2017年10月に付与した10日のうち、既に8日分を消化している :[前回]に入力します
有休残日数:13日
- [設定]メニューの[年次有給休暇]をクリックします。
必要に応じて退職者を非表示にすることができます。詳しくは退職者を非表示にするを参照してください。
- 付与日数を入力します。
[前回]の[付与日数]に、2017年10月に付与した有給休暇日数「10」を入力します。
続けて[現行]の[付与日数]に、2018年10月に付与した有給休暇日数「11」を入力します。
※新入社員など、前年に有給休暇の付与がない従業員については、[前回]列に入力する必要はありません。[現行]に、直近に付与した有給休暇日数を入力してください。 - 消化日数を入力します。
2017年10月に付与した10日のうち8日分を消化しているので、[前回]の[消化日数]に「8」を入力します。
※前年に付与された有給休暇をすべて消化している場合は、残りの消化日数を[現行]の[消化日数]に入力します。
※新入社員など、前年に有給休暇の付与がない従業員については、[現行]の[消化日数]に入力します。 - 入力した付与日数と消化日数から、有休残日数が自動計算されます。
付与日数(10日+11日)-消化日数(8日)=有休残日数(13日)
他の従業員を続けて設定する場合は、従業員ごとに手順2~4を繰り返します。
時間単位の有給休暇を設定する場合
時間単位の有給休暇を設定する場合は、 時間単位の有給休暇の設定 を参照してください。
有給休暇を消化した場合
有給休暇を消化したら、毎月の給与明細入力画面で[有休日数]の項目に消化日数を入力します。
給与明細入力画面で入力した消化日数は、[年次有給休暇]画面に反映されます。
[年次有給休暇]画面では、先に[前回]の[消化日数]に加算されます。
[前回]の付与日数分をすべて消化した場合は、自動的に[現行]の[消化日数]に加算されます。
新たに有給休暇を付与する場合
新たに有給休暇を付与する場合は、付与する月度の給与明細入力前に、[年次有給休暇]画面で有給休暇を付与します。
勤続年数などから判断して、自動的に付与することはできません。
手順は、
有給休暇の付与方法
を参照してください。
退職者を非表示にする
[年次有給休暇]画面には、登録されているすべての従業員が表示されます。必要に応じて退職者を非表示にすることができます。
- [表示]をクリックして設定します。
[従業員表示設定]画面が表示されます。
項目 説明 表示順序 ▼をクリックし、従業員の表示順序を選択します。 指定した日までに退職した従業員を非表示 退職者を非表示にする場合にチェックを付け、非表示にする退職日の範囲を指定します。
登録されているすべての従業員を表示する場合はチェックを外します。 - [OK]をクリックします。
指定した日付までに退職した従業員が非表示になります。
従業員表示設定の保存
[従業員表示設定]画面での表示条件の設定は保存されません。次回、[年次有給休暇]画面を開くと、すべての従業員がコード順に表示されます。
「年次有給休暇」の関連操作情報
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