基本情報の確認
履歴/予定帳に初期状態で用意されている基本情報の項目を確認します。基本情報の項目は、必要に応じて、名称の変更や、表示/非表示、カーソル移動時のスキップ有無を設定できます。
履歴/予定帳の設計について
[履歴/予定帳設計]画面での設定は、[履歴/予定帳][顧客元帳]画面共通の設定です。
業種別テンプレートについて
顧客データを作成したときに業種別テンプレートを選択している場合は、履歴/予定帳が業種に合わせてあらかじめ設計されています。基本情報や拡張情報は後からでも自由に変更、追加できます。
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[履歴/予定帳設計]をクリックします。 [履歴/予定帳設計]画面が表示されます。
- [履歴/予定区分]の[▼]をクリックして、基本情報を確認する履歴/予定帳を選択します。
- [基本情報]タブをクリックします。
項目 説明 初期項目名称 初期状態での項目名称が表示されます。直接入力することはできません。 項目名称 基本情報の項目名称を、全角10文字(半角20文字)以内で変更できます。 表示 [履歴/予定帳]画面での表示/非表示を設定します。
[履歴/予定帳]画面に表示する場合は「○」、表示しない場合は「×」にクリックして切り替えます。入力 [履歴/予定帳]画面の項目を、キーボードでカーソル移動する際、スキップするかどうかを設定します。
スキップしない場合は「○」、スキップする場合は「×」にクリックして切り替えます。 - [OK]をクリックします。 [バックアップ]画面が表示されます。
- バックアップファイルの保存場所とファイル名を指定して、[OK]をクリックします。
設定前のバックアップファイルを作成後、[履歴/予定帳設計]画面が閉じられ、設定内容が[履歴/予定帳]画面に反映されます。
バックアップファイルの作成項目の表示/非表示について
数量、単価、金額を非表示にすると、[履歴/予定帳]画面からこれらの項目が入力できなくなり、RFM分析表、RFMクロス分析表が正しく集計できない場合があります。
RFM分析の概要
拡張情報の追加
履歴/予定帳に初期状態で用意されている基本情報の項目以外に、自由に設計できる拡張情報を最大100項目まで(項目の属性や桁数により変動)追加できます。
追加できる拡張情報の属性には、文字、日付、数字、チェック、選択(補助台帳)、電話番号、E-mail、URLがあります。
拡張情報の属性設計した拡張情報は、「担当者」と「付箋」の間に表示されます。初期状態では、拡張情報は設計されていません。
ここでは、次の拡張情報を追加する手順を例に説明します。
いずれの属性の場合でも、基本的に拡張情報の追加手順は同じです。
履歴/予定区分 | 販売 |
項目名称 | 座席 |
属性 | 選択(補助台帳) |
選択項目 | A席、B席、C席、D席、E席、F席 |
- クイックナビゲータの[導入]カテゴリから[履歴/予定帳設計]をクリックします。 [履歴/予定帳設計]画面が表示されます。
- [履歴/予定区分]の[▼]をクリックして、「販売」を選択します。
- [拡張情報]タブをクリックします。
- 追加する拡張情報の名称を最下行の[項目名称]に入力します。
[項目名称]は、全角10文字(半角20文字)以内で入力できます。
項目 説明 [削除] カーソルのある拡張情報が削除されます。
削除する拡張情報にデータが入力されている場合は、そのデータも破棄されます。[上へ]
[下へ]拡張情報の表示順序を変更したい場合は、表示順序を変更する拡張情報にカーソルがある状態で、[上へ]または[下へ]をクリックします。ここでの表示順序は、[履歴/予定帳]画面にも反映されます。 [属性]を「選択(補助台帳)」にする場合の項目名称について
[属性]を「選択(補助台帳)」にする場合、項目名称には、補助台帳に登録済みの分類の名称と同じものを使用できません。登録済み名称は、[補助台帳]画面の[分類]の[▼]をクリックして表示される名称で確認できます。
- [表示]と[入力]を設定します。
クリックして○と×を切り替えます。
項目 説明 表示 [履歴/予定帳]画面での表示/非表示を設定します。
[履歴/予定帳]画面に表示する場合は「○」、表示しない場合は「×」にクリックして切り替えます。入力 [履歴/予定帳]画面の項目を、キーボードでカーソル移動する際、スキップするかどうかを設定します。
スキップしない場合は「○」、スキップする場合は「×」にクリックして切り替えます。 - [属性]の[▼]をクリックして、拡張情報の属性を選択します。
ここでは、「選択(補助台帳)」を選択します。属性に「文字」を選択した場合は、[桁数]も入力します。[属性]が「選択(補助台帳)」の場合は、選択項目も設定する必要があります。選択項目は、[補助台帳]画面で設定します。
選択項目の設定([補助台帳]画面) - [OK]をクリックします。 [バックアップ]画面が表示されます。
- バックアップファイルの保存場所とファイル名を指定して、[OK]をクリックします。
設定前のバックアップファイルを作成後、[履歴/予定帳設計]画面が閉じられ、[履歴/予定帳]画面に拡張情報「座席」が追加されます。
バックアップファイルの作成拡張情報の修正、削除時の注意事項
[履歴/予定帳]画面でデータを入力済みの拡張情報を修正、削除する場合は、次の点に注意してください。
- 拡張情報を修正する場合
[属性]を変更した場合は、入力済みのデータがすべて破棄されます。また、[桁数]を現在設定されている桁数より、少ない数に変更した場合は、入力済みのデータの一部が破棄されます。 - 拡張情報を削除する場合
入力済みのデータがすべて破棄されます。
- 拡張情報を修正する場合
[桁数]を入力する必要がある拡張情報
[属性]で「文字」を選択した場合は、[桁数]に最大入力桁数(半角)を1~100の範囲で入力します。
[属性]が「日付」、「数字」、「チェック」、「選択(補助台帳)」、「電話番号」、「E-mail」、または「URL」の場合は、最大入力桁数が固定されているため、桁数を入力する必要はありません。
また、拡張情報は最大100項目まで追加できますが、桁数の合計が1200桁を越えると、100項目に満たない場合でもそれ以上の追加ができなくなります。