プロフェッショナル 2ユーザー/5ユーザーのクライアントコンピューター(子機)が故障した際に、新しいコンピューターへ弥生販売を移行する場合や、フォーマット(初期化)やリカバリ後のコンピューターで再度弥生販売を使用する手順について記載します。
弥生販売 25以前の旧製品をご使用の場合は、ご使用のバージョンに読み替えて作業を行ってください。
※以下、フォーマットやリカバリをしたコンピューターを含め、今後弥生販売を使用するコンピューターのことを「新しいコンピューター」と記載します。プロフェッショナル 2ユーザー/5ユーザーのサーバーコンピューター(親機)が故障した場合や、フォーマット(初期化)、リカバリをした場合に、新しいコンピューターに移行する手順は、 コンピューターが故障した場合に(フォーマット、リカバリを含む)、弥生販売を新しいコンピューターへ移行する方法(サーバーコンピューター(親機)) を確認してください。
移行の流れ
1.新しいコンピューターに弥生販売 25をインストールする2.弥生製品登録番号を確認し、ライセンス認証を行う
3.データの参照先を設定する
4.他のコンピューターの帳票レイアウトデータ・環境設定ファイルを移行する
5.コンピューター移行後の注意事項を確認する
1.新しいコンピューターに弥生販売 25をインストールする
新しいコンピューターに弥生販売 25をインストールします。
最新バージョンの弥生販売 25をインストールするため、弊社ホームページから、弥生販売 25をダウンロードしてインストールを行ってください。
2.弥生製品登録番号を確認し、ライセンス認証を行う
弥生販売 25をインストールした後に、ライセンス認証を行います。ライセンス認証では、弥生製品登録番号とサービス契約ID(お客様番号)を入力します。
弥生製品登録番号は、マイポータルで確認することができます。
弥生製品登録番号、ライセンス認証状況、保有製品情報などを確認したい
マイポータル(Web)にログインして、「保有製品関連情報の確認」を確認してください。
弥生製品登録番号を確認したら、弥生販売 25を起動してライセンス認証を行います。
弥生製品を起動すると、ライセンス認証画面が表示されるライセンス認証を行ったときに、「ライセンスはすべて使用されています」と表示される場合は、フォーマット(初期化)、リカバリ、故障したコンピューターのライセンス認証を解除してから、ライセンス認証を行います。
コンピューターをフォーマット、リカバリ、廃棄したため、ライセンス認証の解除ができません3.データの参照先を設定する
新しいコンピューターで事業所データを開きます。
事業所データを開く方法エラーメッセージが表示された場合
サーバーへのアクセスが遮断されている原因を確認して、対処を行う必要があります。
詳細は、
「データベース(SQL Server)にアクセスできませんでした。」のメッセージが表示される
を参照してください。
4.他のコンピューターの帳票レイアウトデータ・環境設定ファイルを移行する
弥生販売では、帳票印刷や各種設定に関するファイルがコンピューターごとに保存されています。
この2つのファイル(帳票レイアウトデータと環境設定ファイル)は、フォーマット(初期化)、リカバリ、故障したコンピューターから取り出すことができないため、他のコンピューターの帳票レイアウトデータと環境設定ファイルを新しく使用するクライアントコンピューター(子機)へ移行します。
移行元コンピューターで行う作業
- 帳票レイアウトデータのバックアップを行う
- 環境設定の書き出しを行う
新しく使用するクライアントコンピューター(子機)で行う作業
- 帳票レイアウトデータの復元を行う
- 環境設定データの取り込みを行う
移行元コンピューターで保存した帳票レイアウトデータと環境設定ファイルは、新しく使用するクライアントコンピューター(子機)でも使用できるUSBメモリなどの媒体、またはネットワーク上の共有フォルダーを指定してください。
帳票レイアウトデータのバックアップを行います。
帳票レイアウトデータを移行する方法
オリジナルの帳票レイアウトデータのバックアップを行います。- 上記は、移行元コンピューターと新しく使用するクライアントコンピューター(子機)が、同じ帳票レイアウトデータを使用している場合の手順です。
- 帳票レイアウトデータは移行元コンピューターと新しく使用するクライアントコンピューター(子機)で同じ製品バージョンをご使用の場合に移行できます。
- [帳票レイアウタ]画面で、帳票形式が[販売11形式]と表示されていて、さらに[ユーザー帳票]欄に「○」が付いている書式がない場合は、「データを復元する」で復元したバックアップファイルに帳票レイアウトデータが含まれているため、バックアップは不要です。
環境設定の書き出しを行います。
新しいコンピューターに環境設定を移行する方法
移行元コンピューターから、環境設定の内容を書き出します。
「1.現在使用中のコンピューターでの環境設定の書き出し」のみ行ってください。
この操作は、移行元コンピューターの環境設定を新しく使用するクライアントコンピューター(子機)に移行するために行います。クライアントコンピューター(子機)の環境設定を移行しない場合は、環境設定の書き出しは不要です。
帳票レイアウトデータのバックアップを復元します。
帳票レイアウトデータを移行する方法
「1.帳票レイアウトデータのバックアップを行います。」で作成した、移行元コンピューターのバックアップを復元します。「帳票レイアウトデータのバックアップを行う」でバックアップを行った場合のみ、復元作業を行ってください。
環境設定データの取り込みを行います。
新しいコンピューターに環境設定を移行する方法
「2.環境設定の書き出しを行います。」で書き出した環境設定ファイルを取り込みます。
「2.新しいコンピューターでの環境設定の取り込み」のみ行ってください。
5.コンピューター移行後の注意事項を確認する
新しいコンピューターで伝票の印刷位置がずれる場合は、再度印刷設定を行ってください。
ドットプリンターで連続用紙が正常に印刷できない レーザー/インクジェットプリンターで正常に印刷できない