商品 弥生販売 サポート情報
商品の情報を商品台帳に登録します。弥生販売では、複数の商品をセットにして販売する際の情報を登録するセット商品台帳や商品を生産する際の情報を登録する構成部品台帳、取引先ごとに商品価格を登録できる商品価格表が用意されています。
商品の名称や単価などの情報を商品ごとに登録します。登録した商品の情報は、伝票やレポートの作成時に呼び出して入力することができます。
商品台帳には、送料などの諸経費や値引きも1つの商品として登録します。
商品台帳に登録した情報は、Microsoft Excelに書き出して編集することができます。
伝票の作成中に商品台帳を登録する場合
伝票の作成中に、商品台帳を登録することもできます。
商品コードの入力欄で「台帳追加」をクリックすると、商品台帳に追加することができます。
伝票から登録できる台帳
概要 | 備考 | |
セット商品 | 複数の商品の組み合わせを伝票に入力する場合や、特定の商品に対して送料や手数料などの諸経費が必ず付く場合は、セット商品として登録して、伝票入力の手間を軽減することができます セット商品台帳の概要 |
セット商品と完成商品では、それぞれを構成するものの在庫の管理方法が異なります。 セット商品と完成商品の違いについて |
構成部品と完成商品 |
生産管理を行って、部品と商品の在庫をそれぞれ管理する場合は、商品を構成する部品の情報は構成部品台帳に登録します。 構成部品台帳の概要 |
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商品価格表 | 取引先ごとの商品価格を登録したい場合は、商品価格表を登録します。 商品価格表の概要 |
画面構成
[商品台帳]画面の画面構成は次のとおりです。※上図はプロフェッショナルの画像です。
① | 基本情報 | 商品コードや名称を入力します。 |
② | 商品情報 | 詳細な商品情報を入力します。 |
③ | 単価情報 | 商品の単価を入力します。 |
商品台帳のツールバー
商品台帳のツールバーは以下のとおりです。
[F2] | 商品台帳に表示されている内容をクリアし、他の商品を登録できるようにします。 商品の登録 |
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[F3] | [基本情報]で[分類文字列付の自動付番]を設定しているときは、クリックすると[コード入力]画面が表示されます。 |
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[F9] | 表示されている商品を削除します。 商品の修正と削除削除できない商品以下の商品は、削除できません。
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[F8] [スペース] |
商品や仕入先、分類など、カーソルがある項目に対応した参照画面が表示されます。 |
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[商品台帳ウィザード]が表示されます。 |
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商品台帳に登録した内容をExcelに書き出します。 Excelへの書き出し |
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[項目設定]画面が表示します。 |
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[F12] | 商品台帳に入力した内容を登録します。 | |
[F5] | 商品台帳を印刷します。 |
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[商品台帳]画面を閉じます。 |
入力項目の一覧
基本情報 | |
コード(必須) | 商品のコードを、[基本情報]の[商品コード]タブに入力した[コード]の桁数以内で入力します。[コード]の桁数を設定していない場合は 14文字以内で入力します。 |
名称 | 商品の名称を全角40文字(半角80文字)以内で入力します。 |
フリガナ | 商品の名称を入力すると自動的に表示されます。変更する場合は、半角80文字以内で入力します。 |
商品情報 | |
単位 | 商品の単位を全角2文字(半角4文字)以内で入力します。入力した単位は、伝票明細に自動表示されます。 |
入数 | 商品がケースで扱われる場合の1ケースあたりの入数を整数4桁以内で入力します。 伝票入力時にケース数を入力すると、[ケース]×[入数]で数量が計算されます。 |
規格・型番 | 商品の規格や型番を、全角10文字(半角20文字)以内で入力します。 規格や型番が必要でない場合はメモとして使用できます。入力した規格・型番は、統一伝票の印刷に使用されます。 |
色 | 商品の色を、全角3文字(半角7文字)以内で入力します。 入力した色は、統一伝票の印刷に使用されます。 |
サイズ | 商品のサイズを、全角2文字(半角5文字)以内で入力します。 入力したサイズは、統一伝票の印刷に使用されます。 |
数量小数桁 | 商品の数量について小数点以下何桁まで扱うかを入力します。 小数点以下の桁数を0~4で入力することができます。入力した桁数に従い、表示、印刷されます。 |
単価小数桁 | 商品の単価について小数点以下何桁まで扱うかを入力します。 小数点以下の桁数を0~4で入力することができます。入力した桁数に従い、表示、印刷されます。 |
課税区分 | [▼]をクリックして、課税区分を選択します。
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在庫管理※ | [▼]をクリックして、在庫管理資料の集計対象にするかどうかを選択します。
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発注ロット※ | 商品を発注する場合の標準的な数量を入力します。 発注伝票や仕入伝票の明細には、発注ロットにかかわらず数量を入力することができます。 |
リードタイム※ | 商品を発注してから入荷するまでの平均的な日数を入力します。 最大で365日まで入力できます。 |
在庫適正数※ | 商品の適正な在庫数量を入力します。 登録した適正数は、在庫管理資料の[過不足数]の基準になります。 |
在庫評価方法※ | [▼]をクリックして、在庫金額を計算する場合の評価方法を選択します。
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主たる仕入先※ | 商品の主な仕入先を選択します。在庫レポートの集計条件として使用できます。 仕入先は、あらかじめ仕入先台帳に登録しておく必要があります。 発注連動の対象とする場合は、主たる仕入先の登録をする必要があります。 |
主たる倉庫※ | 商品の主な入出庫先の倉庫を選択します。登録した倉庫は伝票作成時に表示されます。 倉庫は、あらかじめ倉庫台帳に登録しておく必要があります。 |
発注連動※ | [▼]をクリックして、受注明細を基に発注伝票を一括作成する際の対象にするかどうかを選択します。選択した内容は、発注伝票の明細に自動表示され、発注伝票で変更することもできます。
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在庫情報 | |
現在庫数※ | 商品の現在庫数が表示されます。 この欄の入力、変更はできません。 ※[商品台帳ウィザード]を使用して登録する場合は、入力できます。 承認機能を使用している場合は、承認済みの伝票の数量を含みます。未承認の伝票の数量は含みません。 |
最終出庫日 | 商品を最後に出庫した日付が表示されます。 この欄の入力、変更はできません。 |
最終入庫日※ | 商品を最後に入庫した日付が表示されます。 この欄の入力、変更はできません。 |
単価情報 | |
上代 | 商品の標準小売価格を入力します。 |
売上単価1 ~売上単価4 |
商品1個あたりの売上単価を入力します。 売価単価1~4まで入力できますが、すべて入力する必要はありません。 |
売上原価 | 商品の原単価を入力します。 |
仕入単価※ | 商品の標準的な仕入単価を入力します。 |
標準原価※ | 商品の標準的な原価を入力します。 在庫評価方法で[標準原価法]を選択した場合は、在庫一覧表の在庫単価に使用します。 |
その他 | |
分類 | 商品をグループ分けする場合の分類を選択します。分類を登録すると、レポートを分類別に集計することができます。 |
参照表示 | 商品参照画面で、表示するかどうかを選択します。
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メモ欄 | 商品に関するメモを全角46文字(半角92文字)以内で入力します。 入力したメモは、伝票作成時に伝票画面のステータスバーに表示されます。印刷はされません。 |
更新日 | 商品の情報を登録または修正した日付が表示されます。 この欄の入力、変更はできません。 |
※の項目はスタンダードにはありません。
単価情報について
単価は、税抜、税込のいずれか一方のみ登録した場合でも伝票作成時の[税転嫁]の指定により、税抜から税込、または税込から税抜が自動計算されます。ただし、このとき端数処理がされるため、両方の単価を登録することをお勧めします。
売上に関する単価情報
[上代][売上単価][売上原価]は、得意先台帳で得意先ごとに設定する[単価種類]の選択項目です。得意先台帳で設定した[単価種類]と[掛率]を掛けた値が、見積書、売上伝票、受注伝票の[単価]の初期値として表示されます。
仕入に関する単価情報
[上代][仕入単価][標準原価]は、仕入先台帳で仕入先ごとに設定する[単価種類]の選択項目になります。仕入先台帳で設定した[単価種類]と[掛率]を掛けた値が、発注伝票、仕入伝票の[単価]の初期値として表示されます。
「統一伝票」や「チェーンストア仕入伝票」を使う場合
売上伝票の印刷用紙に「統一伝票」や「チェーンストア仕入伝票」などを使用する場合は、印刷項目の[売単価]に[上代]が印刷されるため、商品台帳の[上代]に金額を設定する必要があります。
項目設定について
「規格・型番」、「色」、「サイズ」は初期設定では表示されません。これらの項目を表示させるには、[商品台帳項目設定]画面で設定します。
伝票や台帳の項目設定
◆ 本文中の一部の機能は、スタンダードにはありません。詳細の確認はこちら