仕訳一括置換 弥生会計 サポート情報
登録済みの仕訳を一括置換できます。置換対象の仕訳は、検索や絞り込み機能を使って絞り込むことができます。
- [帳簿・伝票]メニューの[仕訳一括置換]をクリックします。 [仕訳一括置換]画面が表示されます。
- 仕訳の検索、仕訳の絞り込みを行い、置換対象の仕訳を抽出します。
抽出された仕訳には、置換対象として[登録対象]のチェックが付いています。
仕訳の検索他の帳簿の検索結果や絞り込み結果を引き継いで[仕訳一括置換]画面を開く
仕訳日記帳など、他の帳簿のツールバーにある[置換]をクリックして、[仕訳一括置換]画面を開くこともできます。他の帳簿で検索や絞り込みを行っていた場合は、検索や絞り込み結果を引き継ぎます。
- [置換設定]をクリックして置換対象を選択します。
表示される設定項目は、置換対象によって異なります。設定項目の詳細は置換対象により次を参照してください。
・置換対象「日付」
・置換対象「科目」
・置換対象「部門」
・置換対象「税区分」
・置換対象「税計算区分」
・置換対象「請求書区分」
・置換対象「付箋1」または「付箋2」
・置換対象「摘要」表示されない置換対象がある
免税事業者の場合は「税区分」「税計算区分」が表示されません。また、部門が設定されていない場合は「部門」が表示されません。
一括置換する仕訳に付箋を付けたい
[置換後の仕訳に付箋を付ける]にチェックを付けると、置換を行った仕訳に付箋を付けることができます。付箋1と付箋2にそれぞれ設定できます。
- 置換前後の値を設定して、[OK]をクリックします。
- [置換後]タブと[置換前]タブで置換結果のプレビューを確認し、置換しない仕訳は、[登録対象]のチェックを外します。
置換可能な仕訳は、あらかじめ[登録対象]にチェックが付いています。置換される項目は、[置換前]タブでは青い文字(背景)で、[置換後]タブでは赤い文字(背景)で表示されます。置換結果のプレビューに問題がある場合は、検索条件や置換設定を見直してください。
① タブをクリックして、置換前と置換後を切り替えます。 ② 置換対象の仕訳はチェックが付きます。 ③ 置換される項目は、[置換前]タブでは青で[置換後]タブでは赤で表示されます。 「置換に関する警告があります。」と表示された場合
置換できない仕訳や置換に関するお知らせがあります。仕訳の[警告]に表示されている、やのアイコンをクリックして、詳細を確認してください。
仕訳の選択状態を一括で変更する
[すべての仕訳を選択する/対象から外す]のチェックを付けると、置換可能なすべての仕訳にチェックが付きます。
また、チェックを外すと、すべての仕訳のチェックが外れます。置換設定を解除する
ツールバーの[置換設定解除]をクリックすると、現在の置換設定を解除できます。
- 置換結果のプレビューに問題がなかったら、ツールバーの[登録]をクリックします。登録実行の確認メッセージが表示されます。
- 現在のデータをバックアップします。必要に応じて[参照]をクリックしてバックアップの保存場所を変更し、[OK]をクリックします。※バックアップファイル名は、初期値で「事業所データ名+_置換前+_年月日+_時刻」になっています。
- 「置換処理は正常に終了しました。」のメッセージが表示されます。[OK]をクリックします。
仕訳一括置換の設定項目
置換対象「日付」
項目 | 説明 |
置換前 | |
すべて | すべての日付を置換対象にする場合にチェックを付けます。 |
日付 | 置換対象の日付を期首日から期末日の範囲で指定します。 |
決算仕訳を含む | 決算仕訳を含む場合にチェックを付けます。 |
置換後 | |
日付 | 置換後の日付を期首日から期末日の範囲で指定します。 |
決算仕訳にする | 置換対象の仕訳を決算仕訳にする場合にチェックを付けます。 |
置換後の日付に合わせて税率を再設定する | チェックを付けると、科目設定で税率設定が「標準自動」となっている科目のみ、税率を再設定します。このとき、再設定した税率で金額を再計算します。 免税事業者の場合、この項目は表示されません。 |
置換後の日付に合わせて請求書区分を再設定する | <期首日が2022/10/02以降かつ本則課税の場合> チェックを付けると、置換後の日付に合わせて自動で請求書区分と仕入税額控除が判定されて再設定されます。 |
置換対象「科目」
項目 | 説明 |
置換前 | |
勘定科目 | 置換対象の勘定科目を指定します。 |
補助科目 | 置換対象の補助科目を指定します。 |
置換後 | |
勘定科目 | 置換後の勘定科目を指定します。 |
補助科目 | 置換後の補助科目を指定します。 |
置換後の科目設定に合わせて税区分と税率、請求書区分を再設定する | チェックを付けると、置換後の科目設定に合わせて税区分と税率、請求書区分を再設定します。このとき、再設定した内容で金額を再計算します。 ※科目設定で税率設定が「標準自動」となっている科目のみ、税率が再設定されます。 ※請求書区分は、期首日が2022/10/02以降かつ本則課税の場合のみの項目です。 |
置換対象を貸借別に指定する | チェックを付けると、置換対象を貸借別に指定できます。 |
置換対象「部門」
項目 | 説明 |
置換前 | |
部門 | 置換対象の部門を指定します。 |
置換後 | |
部門 | 置換後の部門を指定します。 |
貸借科目の場合は置換しない | チェックを付けると、貸借科目の場合は置換しません。 |
置換対象を貸借別に指定する | チェックを付けると、置換対象を貸借別に指定できます。 |
置換対象「税区分」
項目 | 説明 |
置換前 | |
税区分 | 置換対象の税区分を指定します。 |
置換後 | |
税区分 | 置換後の税区分を指定します。税区分を置換した場合は、設定した税区分で金額を再計算します。 請求書区分が再設定される場合があります。 ※請求書区分は、期首日が2022/10/02以降かつ本則課税の場合のみの項目です。 |
置換対象を貸借別に指定する | チェックを付けると、置換対象を貸借別に指定できます。 |
置換対象「税計算区分」
項目 | 説明 |
置換前 | |
税計算区分 | 置換対象の税計算区分を指定します。 |
置換後 | |
税計算区分 | 置換後の税計算区分を指定します。税計算区分を置換した場合は、設定した税計算区分で金額を再計算します。 |
置換対象を貸借別に指定する | チェックを付けると、置換対象を貸借別に指定できます。 |
置換対象「請求書区分」
項目 | 説明 |
置換前 | |
請求書区分 | 置換対象の請求書区分を指定します。 |
仕入税額控除設定 | 置換対象の仕入税額控除設定を指定します。 |
置換後 | |
請求書区分 | 置換後の請求書区分を指定します。 |
仕入税額控除設定 | 置換対象の仕入税額控除設定を指定します。 |
置換対象「付箋1」または「付箋2」
項目 | 説明 |
置換前 | |
すべて | すべての付箋を置換対象にする場合に、チェックを付けます。 |
付箋 | 置換対象の付箋を指定します。 |
置換後 | |
付箋 | 置換後の付箋を指定します。 |
置換対象「摘要」
項目 | 説明 |
置換方法 | 摘要に設定した文字列を指定して置換、または全角から半角、半角から全角に置換します。 置換対象の文字種別は、英字/数字/カタカナ/記号です。 |
置換前 | |
すべて | すべての摘要を置換対象にする場合に、チェックを付けます。 |
摘要 | 置換対象の摘要の文字列を指定します。この設定を空欄にした場合、空欄の摘要と一致します。 |
置換後 | |
摘要 | 置換後の摘要の文字列を指定します。 この設定を空欄にした場合、[置換前]の摘要に指定した文字列と一致する文字列を摘要から削除します。また、[すべて]のチェックを付けた場合は、すべての摘要を削除します。 置換によって摘要の文字数が全角32文字(半角64文字)を超える場合、置換後の超過部分の文字列が切り捨てられます。文字列が切り捨てられる場合、置換結果のプレビューで警告アイコンが表示されます。 |
置換前の摘要が完全に同一である場合のみ置換する | チェックを付けた場合:[置換前]の摘要に指定した文字列と、既存の摘要の文字列が完全に同一である場合に置換対象にします。 チェックを外した場合:[置換前]の摘要に指定した文字列が、既存の摘要の文字列の一部と同一である場合、一致した部分だけを置換対象にします。 |
「仕訳一括置換」の関連操作情報
「仕訳一括置換」のよくある質問(FAQ)
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